チェック柄は秋冬コーデの鉄板。この季節になるとチェック柄アイテムを身に着けたくなるという方も多いのではないでしょうか。2018年秋冬も例年通り人気のチェック柄ですが、今年はその中でもカラフルな「カラーチェック」に特に注目が集まっています。そこで今回は、カラーチェックを中心としたチェック柄アイテムのコーデ術をご紹介します。
2017年にはトラッドな「グレンチェック」が大流行し、オシャレ感度の高い人々は、こぞってグレンチェックのアイテムを身に付けました。2018年はそんなグレンチェックだけでなく、タータンチェックやギンガムチェックなど、多種多様なチェック柄が人気になる予感。
また、チェック柄といえばベージュやグレーが定番ですが、今年はレッドやブルー、イエロー、ピンクといった「カラーチェック」が例年以上に人気になりそうです。カラフルなチェック柄を身にまとえば、暗くなりがちな秋冬コーデもパッと華やぐこと間違いなし。
以下では、チェック柄のうち特に人気の「タータンチェック」「ギンガムチェック」「グレンチェック」の着こなし例とそのポイントをご紹介します。カラフルなものからべーシックなものまで様々なチェックの個性を楽しみましょう！
チェック柄と聞いて多くの人が想像するのが、スコットランド伝統のタータンチェックではないでしょうか。2色以上のカラーで直角に交わった大きな格子柄で、レッドやブラック、グリーン、ネイビーなどの色がよく使われます。
タータンチェックは、着こなし次第でクラシカルにもカジュアルにも見せることができる万能の柄です。それ自体にインパクトがあるので、合わせるアイテムはごくシンプルなものを選びましょう。
写真のコーディネートは、タータンチェックを最大限引き立てる王道ともいえる着こなし。目を引くレッドのタータンチェックスカート以外は、ブラックでシンプルにまとめています。ジャケットとブーツはレザー素材のものをチョイスすることで、大人女性に似合う甘辛コーデに仕上がっていますね。
二色の細かい格子柄が特徴のギンガムチェックは、ポップでキュートなイメージの強い柄です。定番のブラックは、写真のようにシンプルな白いトップスとの相性抜群。使う色をブラック・ホワイトの2色に抑えることで、甘くなりがちなギンガムチェックを大人っぽく見せています。バッグはリップの色に合わせてレッドに変えても魅力的です。
ギンガムチェックは、無地のアイテムと合わせることが多い柄ですが、今年は写真のコーディネートのように思いきって全身に取り入れるのもおすすめ。バッグ、シューズは色を統一し、デザインもシンプルなものを選ぶとコーディネートがまとまります。
グレンチェックとは、千鳥格子をブロック状に並べた柄、千鳥格子と細かいチェックを合わせた柄などの総称です。2017年に爆発的な人気を集め、ハイブランドからプチプチブランドまでがたくさんのグレンチェックのアイテムをリリースしました。
そんなグレンチェックは写真のようなセットアップをはじめ、ジャケットやパンツなどのトラッドなアイテムとの相性がいい柄です。カラーはグレーやベージュなどの落ち着いたものが主流。モノトーンカラーはもちろんですが、ぜひボルドーやマスタード、レンガ色などのアイテムと合わせて秋冬らしいコーディネートを楽しんで。
チェック柄のアイテムをメインに据える際は、バッグはシンプルなものを選びましょう。チェックはともすると子どもっぽくなりがちな柄なので、大人女性の場合はレザーなどの高級感ある素材のバッグを合わせるのがオススメです。
オシャレなキルティング生地のミニショルダー。控えめな光沢感のあるブラックのレザーとGGのモノグラム、ゴールドのチェーンが高級感を感じさせます。
深いレッドのレザーが上品なトートバッグ。シンプルなデザインでチェック柄を引き立て、トラッドなイメージをより高めてくれます。
トレンドは気になるけれどチェック柄の服がなんとなく苦手という方は、チェック柄のバッグをコーディネートに取り入れるのも◎。インパクトが強いアイテムのため、合わせる服はシンプルなものを選んでバッグを引き立てましょう。
バーバリーの代名詞であるベージュチェックのボディに、ハンドルとショルダーで鮮やかなオレンジの差し色をプラス。カジュアルにもフェミニンにも決まるバッグです。
ヴィヴィアン・ウエストウッドらしい、大きめチェックのハンドバッグ。いつものコーディネートに取り入れるだけで、見違えるほどオシャレに仕上がります。
使い方次第ではちょっぴり子どもっぽく見えてしまうチェック柄ですが、うまく使いこなせば大人女性の魅力をより引き立て、洗練されたイメージに見せてくれます。この秋冬はぜひチェック柄をコーディネートに取り入れ、今シーズンらしい着こなしを満喫しましょう。
