こんにちは、吉田タイスケです。パリの春はモードの季節。前回に引き続き、今回はマルジェラのショー会場前スナップをお届けいたします。
今日の会場はグランパレ。1900年のパリ万国博覧会のために建設された、メインの展示会場です。優美で豪華なさまは、パリのシンボルのひとつ。今は大規模な美術展や、ショー会場としても利用されています。
そのファサードを舞台に、今日もスナップショーの開幕です。ボトムがシースルーですね。
秋っぽい色使い。どこかに文学少女っぽいイメージを感じる、、と思ったのですが、たぶんロングスカートにクラシックでちょっとサイズの大きいジャケットのせい。あとは髪型でしょうか。ファッションはイメージの足し算ですね。
モード、というほど多く見かけたわけではないのですが、肩を強調するようなボリュームをトップに持ってきて、ボトムはすっきりという組み合わせもちらほら。違う柄を同じ色のトーンでバランスよく着こなしていますね。
タイトなミニスカートと、腕が覗く裁断になっているニットが女性らしさを強調していてナイス(←にわか解説者)。
会場には自分を売り込もうという、モデル志望の女の子も。
彼女のファッションのポイントは、「腹筋」でしょうか。最近、女性向けのトレーニングが流行っているのは世界共通です。
髪の色も含めて、赤とゴールドで美しく。
小さなバッグはマルジェラならぬ、ヴァレンティノ。
ヘビ皮のハイヒール。強さとセクシーさ、というイメージがあります。
黄金のジャケットに黄金のバーキン、両手にもきらめくリング、、、金運が高まりそうですね←風水?なんちゅう解説だ。
すみれ色のスカートと春色の光に、思わずシャッターを切りたくなった一枚。ショルダーバッグもかわいいですね。
ファサードのランウェイを颯爽と歩く姿が様になっていた、こちらのマダム。シルクのようなワンピースとマルジェラバッグの相性もぴったりでした。
続いては、ボルドー色のコーディネイトがエレガント。ジャケットもコートもダブルで濃いめの口紅が、どことなく80年代を思わせます。
大ぶりのサングラスも、やはり大きめのウエストベルトも、リバイバルファッションのモードを感じさせています。
プレタポルテ・ファムなので、招待客も圧倒的に女性が多いのですが、たまにはイケメンもご紹介(笑)。
SFというか、人間ではない存在を想起させるようなファッションの人も、会場にはいらっしゃいます。青い前髪パッツンが、よく似合ってますね。
最後はSFもモードも飛び越えてしまった、こちらの方を。コム・デ・ギャルソンでしょうか。このままスーパーで買い物するのは勇気が必要ですね(←いや、行かないでしょ)。
ファッションも人生も『自由』、ということで、マルジェラの会場からお届けしました。次回もどうぞお楽しみに。