こんにちは、吉田タイスケです。今回は6月の声を聞かずに連日30度を超える太陽の国、スペインはマドリッドから町歩きをお届けします。
春は曙なら、夏はテラス。30度とは言え湿気はないので、汗をかかずに過ごせます。日陰なら快適なくらい。
空港に着いてすぐ、現地在住30年を超すコーディネイターの方が、お昼がてらとおすすめの老舗バルに案内してくれました。
BODEGAS RICLA
https://www.facebook.com/pages/Bodega-Ricla/181808431854261
タラゴナからバカンスで旅行中のカップルに、写真を頼まれてパチリ。高いよ(笑)!なぜかよく頼まれます。
昔からワインの量り売りを生業としている、こちらのバル。20年前は5Lで200円くらいだったとコーディネイターさんが話していました。まさに、水より安い。タンクのフォントに異国感がありますね。
赤ワインと豚の内臓、チョリソーの煮込み。これぞマリアージュで、エンドレスに食べられます。日本酒とモツ煮込みと言ったところでしょうか。
食後は旧市街を歩きます。劇場前の広場。
カフェでくつろぐ人達。スカーフで無造作に髪を結んでいるだけですが、髪の質感、色の違いでしょうか、よく似合っています。
暑い国ほど原色に近い、強い色が似合いますね。
こちらも花柄。
強い日差しの中で咲くかのように、花柄の人をよく見かけました。
旧市街の中では、昔からのタイル装飾が残るお店もいくつかありました。イスラム時代の影響かも知れませんが、タイルいいですね。
カフェの窓に映る青空。フランスよりも色を濃く感じます。
こちらは薬屋さんのタイル。古代より、脱皮をすることから死と再生のシンボルとされてきた蛇が、ヨーロッパの薬局には必ずと言っていいほど見られます。
ちょうど歩き疲れた頃、半年前にオープンしたばかりというサードウェーブ系コーヒーショップを見つけました。
FELIZ COFFEE
https://www.srperro.com/feliz-coffee
店主でバルセロナ出身のセイスさんは、元々カメラマン。マイアミで働いていたそうです。今、スペインではカメラマンとして食べていくのが厳しく、アメリカで好きになったコーヒーをマドリッドで提供しようとお店をオープンしました。
アイスコーヒーで一息。自分も写真で食べていけなくなったら、団子茶屋でもやろうかな、、←??
再び歩いていると、また老舗バルのタイルを見つけました。写真でタイルコレクションをするのも、楽しそうです。
街歩きの次は世界三大美術館のひとつとも言われる、プラド美術館の紹介を、、と思いきや、館内撮影は現在禁止になっていました。むむむ、残念、、。
というわけで、プラド美術館前広場でお許しください。マドリッド街歩きでした。バルでちょっとつまんで飲んで、テラスでのんびり。お店は昼休みに入れば17時まで閉まっている、のんびりシステム。流れる空気はやはり、パリよりずっと開放的です。スペインに暮らすのも悪くないなと、毎回来るたびに思います(笑)。次回もどうぞお楽しみに。