こんにちは、吉田タイスケです。ファサードが美しい築15世紀の教会はフランス・ノルマンディー地方、ルーアンにあるサン・マクルー教会。今回はコロンバージュ(木骨造り)の街並みがお菓子の家のような古都ルーアンから。ブロカントショップを中心にご紹介します。
教会前広場の一角から。
教会の扉前でくつろぐ人達。ルーアンといえば、モネが描いた大聖堂の連作が有名ですが、こちらの教会も大聖堂に引けを取りません。
ROTOMAGUS
https://www.rotomagus.eu/ja/
実はこちらが目当てで、その隣にあったのが最初の教会だったんです(笑)。教会前広場にある人気肉レストラン「ROTOMAGUS」。トーマス・ルメルというルーアンで人気のシェフが出したセカンドレストラン。ディナーは予約必須。
活気のある店内。一応予約しておいたんですが、昼も満席でした。
ノルマンディー産熟成牛のサーロインステーキ、22ユーロ。400gくらいありそうですね。炭火焼でシンプルに美味しいです。
モダンな内装。
さて、しっかり食べたらブロカント通りを目指します。
途中で見つけた素敵な花屋さん。
ブロカント・アンティーク屋の前に置いてあったカゴ。こういう時間を経た箱が入っているだけでも、絵になりますね。
さて、最初に訪ねたのはサン・ニコラ通りに入ってすぐ。オープンしてまだ二週間というLigne de Brocante。
Ligne de Brocante
http://www.lignedebrocante.com/
天井の装飾も、何気にシックな店内。
お皿は一枚2-15euro。
お店を営むニコラとアレクサンドラ。お二人の頭の後ろに写っている棚、仕切りとしても使えるし、いいなと思っていたんですが1500ユーロとのことで、あきらめました(笑)。1950年代、チェコのLudvik Volakがデザインしたものだそうです。
一輪挿しにも使える、古い薬壜は14ユーロ。
「はい、次のお店に行きますよっ」(タンタン)
お次は同じ通りに並ぶJacotte et Javotteへ。
Jacotte et Javotte
https://www.facebook.com/jacotteetjavotte/
こちらが店内。ちょっとテイストが違うなと思っていたら、主にアメリカ、イギリス、オランダで仕入れてきたものを展示しているそうです。どこの国も、他の国のものはよく見えるということで。
あ、ありました、あの仕切り。こちらでは1200ユーロ。うーむ、、、もう一声ならぬ、あと二声くらいお願いしたいです(笑)。
文字を壁にデコレーションするのも、一時流行りました。L、O、V、、、あと一文字ですね。ちなみにVOLEだとフランス語では「盗まれた」になっちゃいますが。転じて、「盗まれた愛」なんていうのも良さそうな、、←勝手に妄想中。
こちらは19世紀の鳥かご。ウチの鳥を一時的に持ち運ぶのに、これはなかなか良いのではと思いましたが、65ユーロ、、うーん←結局買わないタイプ。
ブロカントからブロカントへ。途中の道で見つけたコロンバージュ(木骨造り)。
ふと通りの中庭を見ると、駐車場までなんだか可愛いルーアン。見直しました。
もう一店。三人で経営しているので、「Les Trois Blocante(3つのブロカント)」という名前のお店を訪ねました。
Les Trois Brocante
40A rue aux ours Rouen
Tel: 07 8002 5088
日本でも人気のケトルはひとつ30ユーロほど。なかなかします。
花柄のグラスセットは、ピッチャーも入れて35 ユーロ。フランス的昭和感がありますね。
こちらは大聖堂横。古い建物内にモードなブティックが絵になります。
ブロカント巡りのあとは、最後にこちらで休憩を。大聖堂横の通りを入ったところにある、老舗のサロン・ド・テ。
Dame Cakes
https://www.damecakes.fr
テーブルでケーキを頼むと、ウエィトレスさんがここから切り分けてくれます。
いつでも満席な店内。元は鉄細工職人のアトリエで、今でも外観には鉄のレースが残されています。
アールグレイミルクティーにフランボワーズとアーモンドのケーキ、バラのシロップ水。歩き疲れたので、ここで乙女力をチャージして帰りましょう←いつから乙女?。写真が多くなりましたが、ルーアンのブロカントをご紹介しました。次回はパリに戻る予定です。どうぞお楽しみに。