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ヨーロッパ写真日和VOL.190『24時間耐久レースの街、ル・マンの美しき旧市街』

こんにちは、吉田タイスケです。石垣のバラも鮮やかな写真の街は、24時間耐久レースでも有名なフランス西部にある、ル・マン。今回は寄り道で訪ねた旧市街をご紹介いたします。

イングランド初代国王が生まれたこともあり、中世プランタジネット朝とゆかりの深いル・マンはどこか雰囲気がロワイヤルなんです(吉田タイスケ調べ)。

例えば窓枠やファサードがカラフルなだけではなく、塗りがとても丁寧だったり。建築物の作り(窓のサイズなど)も裕福さを示していたり。

また、この日は教会で大きな結婚式があり、旧市街を訪れていた人たちの装いがフォーマルだったこともあるかも。

石畳の小道を歩く新郎新婦。ロワイヤルですねえ←いや、それは関係ない。

ル・マンにはレースのイメージしかなくて、旧市街も初めて来たんですが、南仏プロヴァンスにも負けない素敵な街並みでした。
世界中の旧市街好き、すべての人に訪れてほしい(ほんとに)。

現在大聖堂含め、旧市街エリアを世界遺産に申請しているそうですから、観光客が殺到する前に機会があれば訪ねてみてください。

通りに面した、雰囲気の良い花屋。

ドライフラワーの色のトーンも上品ですね。

教会近くの広場では、画家の人たちが展示販売をしていました。

日本では紅殻と呼ばれる顔料、ベネチアンレッドだけで描いている人も。

皆、興味津々。

別の広場では、チューバ教室の野外演奏会。チューバだけでもいろいろな曲が演奏できますね。

生徒は子供から大人まで。

ワタシも応援していますよと、青い壁のマリアさま。

中世の面影を残す石畳の小道。車が通らないので、のんびりと散策できます。お土産屋さんが立ち並んでいないところもいいですね(笑)。

路地の奥で偶然見つけた緑のトンネル。靴底に伝わる石畳の感触、遠くから聞こえるピアノの音、ジャスミンの香り、、やはり検索より探索ですね←JRコピーのパクリ。

ふと見上げた小さい窓からは、クマが挨拶してくれました。ボンジュール、ボンジュール。

旧市街を取り巻く外郭塔は、ガロ・ローマ時代(!)のもの。

この柵は元々はバラの葉のように緑だったものを、淡いブルーに塗り替えたそうです。花の色のトーンとも合っていますね。

ギャルソンが微妙なバランスで窓を掃除中なカフェは、店名の書体がモダンなコーヒーショップ。次回は訪ねてみたいです。

そして数百年かけて建設された、ル・マン・サンジュリアン大聖堂も見逃せません。

チャペルの彫刻、ステンドグラスから差し込む光が、悲しみの場面をドラマチックに演出します。
キリストの昇天を描いた、フランス最古のステンドグラスもこの教会にあるそうです←帰ってきたから知った人。

こちらの天井絵画は天使に次ぐ天使。「天使たちの音楽会」と名付けられたチャペル。

コロンバージュ(木骨造)の色も、フォトジェニックです。

「ル・マンの街の魅力がわかってきたようだニャ、、」と監視されていました。はい、よくわかりましたニャ。

「次回は土産のイワシも忘れるニャよ」と猫も窓辺で日光浴、ル・マンの旧市街からお届けしました。次回もどうぞお楽しみに。

ヨーロッパ写真日和VOL.190『24時間耐久レースの街、ル・マンの美しき旧市街』staff

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