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ヨーロッパ写真日和VOL.200『パリコレ2019、ファッションスナップその2。ドリス・ヴァン・ノッテン会場前から』

こんにちは、吉田タイスケです。前回に引き続き、今回もパリ・プレタポルテコレクションの会場前から。ドリス・ヴァン・ノッテンのショーが行われたバスティーユにあるオペラ座前は、カメラを持ったブロガーやメディア関係者で溢れています。

秋色のコーディネイトが、曇天によく合っていたマダム。「装い」で街の雰囲気まで変わるようです。

デニムの上下ですが、カメラの注目を集めていたこちらの方、有名人でしょうか?←全く詳しくない。カメラがカメラを呼ぶこともよくあり、皆が集まるとわーっとカメラも集まり、撮影した後に「今の誰?」と聞き合うのですが、「さあ、、知らない」というパターンがよくあります(笑)。

こちらはナチュラルカラーにサングラス、と二人のトーンが合っている印象。

さて、今回はショーに参加したモデルの私服を中心にお届けします。モデル名まではわかりませんが、、。

和服をイメージさせる、色鮮やかなトップス。モデルは目力が違います。宝塚レベル←は?

メイクはそのままに。

「モデルは何を着ても様になる」といえばそうですが、ほんとに一人一人違った存在感で、ファッションも千差万別なところがいいですね。

全身はこちら。

こちらはヘアがそのままですが、羽織るコートと色がちょうどシンクロしていました。

シックな黒と花柄のコーディネイト。「普通」に思えてくるから不思議です。

かと思えば、すごくラフな子もいたり。

妙にストラップを短くしたフェンディのショルダーバッグさえ、可愛く見えてくるのがモデル力です(吉田タイスケ調べ)。

赤が力強い印象。他意はありませんが、男女とも黒人のモデルにはより強く生命感を感じるというか、「人間存在の美しさ」みたいなものを見ようとしてしまいます。

足元はプラダの迷彩ブーツ。

対してこちらのモデルは抜けるように白い肌、白い髪で妖精感しかないんですが、レトロ感のあるチェックコートにサイケデリック(?)なインナーと、他の人には真似できないファッションでかっこいい。既存のモードに対してのアンチテーゼなのか、とさえ思えてきます。

トートバッグにはボッティチェリの『春』。

こちらは今流行りのエリザベスカラーでお散歩、、って、通りすがりのパグでした、はい。どこか怪我しているんでしょうか。早く良くなりますように。

ショーの終わりに渡されるバラ。たまたまコートにもバラの花が。

さてさて、ショー会場となったオペラ・バスティーユ近くのお散歩スポットも、合わせてご紹介いたします。

オペラ・バスティーユから歩いてすぐ、19世紀当時には鉄道が通っていた場所が、現在は植物の散歩道としてパリジャンの憩いの場所となっています。

Coulée verte René-Dumont
https://www.paris.fr/equipements/coulee-verte-rene-dumont-ex-promenade-plantee-1772

公園の一角。スプレーによるどうでもいい(失礼)落書きが多い中、こんなストリートアートなら歓迎。おそらくは消されずに残ると思います。

あいにくの天候ですが、ちょっと高い場所から街並みを眺めながら歩けるのが新鮮です。

傍に咲く、スプレータイプのバラ。

街中にありながら喧騒から離れ、鳥の歌を聴きながら歩ける場所として、お気に入りです。

緑道の真下、元高架下はギャラリーやセレクトショップになっているので、帰り道は下を歩くのもおすすめです。曇り空の下、パリコレスナップをお届けしました。次回もどうぞお楽しみに。

ヨーロッパ写真日和VOL.200『パリコレ2019、ファッションスナップその2。ドリス・ヴァン・ノッテン会場前から』axesedit

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