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『カラフルなインドの春祭りと、マハラジャの宮殿ホテルへ』ヨーロッパ写真日和VOL.216

こんにちは、吉田タイスケです。今回はヨーロッパならぬ番外編。某宝石ブランドの新作イメージを撮影に、インドはジョードプールに来ています。青空にそびえ立つのはかつてのマハラジャの宮殿で、世界で6番目に大きい私邸とされるウメイド・バワン宮殿。現在も、マハラジャファミリーがここに暮らしています。部屋数は約350。そのうちの70室が現在、ホテルとして使用されている本当の「パラス」ホテルなんです。

ウメイド・バワン・パレス
https://www.tajhotels.com/en-in/taj/umaid-bhawan-palace-jodhpur/?utm_source=Google&utm_campaign=Umaid-Bhawan-Palace-Jodhpur&utm_medium=Local

到着すると、いきなりカラフルな踊り子たちが舞を踊って歓迎してくれるのですから、尋常ではありません。インドではとにかく「色」が印象に残りました。

部屋で待っていてくれた孔雀たち。庭にも何羽か歩いていました。

自宅のリビングより広いテラス。

ホテル内インテリアは、アールデコ様式でまとめられています。

朝食のテラスから望む、8ヘクタールの庭園、、、。ちょっと広さが把握できません(笑)。

ホーリー祭という、春の訪れを祝い色水や色粉を思いっきりかけ合う、ヒンドゥー教のお祭りがインドにはあります。「この日の午前中はホーリー祭に参加します」とスケジュールにあったので、カメラをビニールに包みちょっと緊張していたのですが、蓋を開けてみればなんと「安全のために」ホテルの敷地内でセッティングされたプチホーリー祭でした(笑)。

洋服もホテルが準備してくれます。濡れても汚れてもOKな準備を整えて、いざ、色の世界に。

どろんこ遊びの豪華版みたいなものですから、子供達は大喜び。ウカウカしていると、こっちが水や粉をかけられるので注意が必要です。そのうち自分も頭から色水を浴びることになったのですが、、。カメラもちょっと染まってしまいました(!)。

そしてマハラジャも参加!いちばん手前に座ってサングラスをかけている男性がマハラジャです。そのお隣はマハラジャのお母さん。キングがもう、真っ赤に染まっちゃってます。ちなみにサングラスは目を保護するためのものです。

民族衣装を着た人たちがダンスのパフォーマンスをしたり、食べ物の屋台もあったり、なかなか充実のお祭り感。

鮮やかなサリーの色が、目を惹きます。

三つ編みもすっかりカラフルに。結局最後は自分も髪から何もかも全部真っ赤に染まり、洗っても簡単には落ちないのでしばらく手が赤いままでした(笑)。花が咲くように色をまとうイメージでしょうか。元気をもらえる楽しいお祭です。

広大な庭には、シマリスも住んでいました。可愛くて近づきたくなりますが、噛まれて狂犬病などに感染する危険もありますので、ヨシヨシと迂闊に撫でられません(リスはすぐ逃げますが)。

プールも広々と、青空を映しています。

青空、青い水面、青い町。ジョードプルは世界にいくつかある「青い町」のひとつです。なぜ壁を青く塗るのかについては暑さを和らげるため、害虫駆除のため等諸説あるようですが、はっきりとわかっていません(!)。

基本、今回の撮影はホテルから出ないで完結してしまうのですが、少しだけ市場を見学することになりました。

街の人たち。皆いい表情なんです。

市場にあふれる色。サリーはほんとに日常着なんですね。春祭りがまだ続いているかのよう。

買い食いはいかん、というお達しだったんですが、何やら美味しそうな揚げパン(?)が。文字が全く読めないだけに、ますます気になります。

子供達もサリー。独特の色合わせがいいですね。

そしてインドと言えばの牛。宗教(ヒンドゥー)上神聖な動物とされ、街の中を自由に歩いています。車の中から見ただけですが、ちょっと感動。

夕方には再びホテルに。初めてのインドではお腹を壊すとか、いろいろ聞いていましたが、食事も全てホテル内だったのでそんな問題もなく。インドという広大な宇宙の、ほんの一端を垣間見ただけの出張でした。いつかディープインドにも挑戦してみたいです。次回も番外編の予定です。どうぞお楽しみに。

『カラフルなインドの春祭りと、マハラジャの宮殿ホテルへ』ヨーロッパ写真日和VOL.216Takashi -タカシ-

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