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DIOR(ディオール)のデザイナー、マリア・グラツィア・キウリの名作をチェック

2016年にDIOR(ディオール)のクリエイティブ・ディレクターに抜擢されたマリア・グラツィア・キウリ。ブランド初の女性デザイナーとして話題となった彼女は、就任以来数々のアイコンアイテムを生み出し、今ではディオールを語るうえで欠かせない人物です。そこで今回はそんなマリア・グラツィア・キウリにフォーカスしました!

■DIOR(ディオール)初の女性アーティスティック・ディレクター「マリア・グラツィア・キウリ」


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Diorといえば、1946年創立の誰もが知る有名ラグジュアリーブランド。その現在に至るまでの長い歴史の中で、初めて女性のクリエイティブ・ディレクターとして抜擢されたのがマリア・グラツィア・キウリです。

◎ピエールパオロ・ピッチョーリとの出会い
キウリは、1964年のイタリア・ローマ生まれ。衣服などを縫う針子をしていた母親を持っていたことから、ファッションが身近にある環境で育ちました。10代の頃にはマーケットに通い、自分の個性やスタイルを模索。ローマにあるデザイン学校に通い始めると、後に長くタッグを組むことになるクリエイティブ・ディレクターのピエールパオロ・ピッチョーリに出会います。

◎デザイン学校卒業からVALENTINO(ヴァレンティノ)での活躍
デザイン学校を卒業したキウリは、FENDI(フェンディ)のアクセサリー部門でデザイナーとしてのキャリアをスタート。同時期にFENDIに入ったピッチョーリとデザイナーとしての感性を磨き合い、才能を発揮していきました。

10年にわたってFENDIで活躍をしてきたキウリは、相棒のピッチョーリと共にVALENTINO(ヴァレンティノ)に移籍。新しく立ち上げられたアクセサリー部門のデザイナーとしてキャリアを重ねます。2008年にヴァレンティノの創設者が引退を発表すると、キウリとピッチョーリは2代目のデザイナーに起用され、ブランドの発展に貢献したことで高い評価を得ました。

◎ディオールのクリエイティブ・ディレクター就任とコンビの解消
FENDI時代から考えれば20年以上タッグを組み活躍してきたキウリとピッチョーリ。しかし、2015年に当時ディオールのクリエイティブ・ディレクターを務めていたラフ・シモンズが退任すると、その後任としてキウリがディオールへの移籍を決意します。このことで長年のコンビ関係は解消されてしまいましたが、ディオール移籍後もキウリは勢いを止めることなく、快進撃を続けています。

■マリア・グラツィア・キウリの手によってよみがえったサドルバッグ


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サドルバッグが初めて登場したのは2000年春夏のプレタポルテコレクション。当時のアーティスティック・ディレクターであるジョン・ガリアーノによって生み出されました。

乗馬の鞍からインスピレーションを得たとされる特徴的な形状は注目を集め、ビヨンセやサラ・ジェシカ・パーカーなど有名アーティストやスターも愛用したことで一大ブームに。しかし、その数年後には廃盤となり、表舞台からその姿を消します。

そんなサドルバッグが2018年にマリア・グラツィア・キウリの手によって復活! クラシカルな佇まいはそのままに、サイズやデザインなど新たに展開し、再び大きな話題となりました。

今ではディオールのアイコンとなったサドルバッグは、クロスボディでラフに持ってもキマる有能アイテム。タイムレスな魅力のつまったサドルバッグでコーデを格上げしてみては?

■多くの女性を惹きつけるブックトートも目が離せない!


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サドルバッグと合わせて、ディオールのアイコンとして欠かせないのがブックトート。2018年春夏コレクションで登場したアイテムですが、厚手のエンブロイダリーキャンバスを使用した特徴的なデザインは瞬く間に人気を博して早くもアイコンの仲間入りを果たしています。

開閉部のファスナーや内部にポケットなどのない、シンプルで使い勝手の良いデザインもブックトートの魅力。ミニサイズを除けば収納力も十分にあるというのも嬉しいポイントです。「荷物を分けて収納したい」という方は、バッグインバッグやポーチなどを使用するのがおすすめです。

サイズ展開はミニ、ミディアム、ラージに加えて、2022年2月10日からはスモールサイズが追加されたことでも話題になっています。「Dior」のモノグラムをあしらったオブリーク柄をはじめとした定番柄に加えて、シーズンごとに展開される新しいデザインからも目が離せません!

■デビューコレクションで登場の「J'ADIOR(ジャディオール)」にも注目!


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J’ADIOR(ジャディオール)は、キウリのデビューとなった2017年春夏コレクションで登場した新アイコンデザインです。その名前の由来は、フランス語で「私」を意味する「Je」、「好き」を意味する「Adore」とブランド名であるDiorを結び付けたもの。

バッグ、アパレル、シューズ、アクセサリーなど幅広いアイテムに取り入れられていて、アクセサリーであれば比較的手に入りやすいのは嬉しいですね♪ 小物でブランドアイテムを取り入れたいという方はもちろん、プレゼントにもピッタリです。

初めてのディオールにジャディオールのアクセサリーを選んでみてはいかがでしょうか!

■マリア・グラツィア・キウリの作るディオールから目が離せない!

ディオール初の女性クリエイティブ・ディレクターとして話題を呼んだマリア・グラツィア・キウリ。今ではディオールに欠かせないデザイナーとして活躍を見せています。サドルバッグ復刻やブックトートの発表などディオールの人気を押し上げているキウリが、今後どんなデザインを発表するのか目が離せませんね♪

DIOR(ディオール)のアイテム一覧はこちら

DIOR(ディオール)のデザイナー、マリア・グラツィア・キウリの名作をチェックTakashi -タカシ-

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