こんにちは、吉田タイスケです。前回に引き続き、パリ・オートクチュールコレクションのファッションスナップをお届けします。今回はモダンとクラシックがバランス良く融合しているデザインが目立つ、フェンディのショー会場前から。
こちらはギャラリーの中から、アシメトリーなバランスが良いルック。
背中にはクラシックなショルダーバッグ。
さて、会場はいつも通りの人、人、人。車から降りてくるファッショニスタを少しでも撮ろうと、ギャラリーが囲みます。
こちらは黒で統一された、シックなコーディネイト。
森星さんは、コルセットをモチーフにしたセットアップで。
幅広ストラップを合わせた青いピーカブーバッグが際立つのは、インフルエンサーのタマラ・カリニャック。
今回は2022プレタポルテ秋冬コレクションから、マオカラーのウールジャケットを着用している人が多かったようです。どこかクラシックな雰囲気ながら、ショート丈で裾がオープンになったジャケットなど、フェミニンな要素がバランス良くデザインに組み込まれています。
フィリピンの女優でインフルエンサーのハート・エヴァンジェリスタは、シースルーなオーロックチェーンモチーフのセットアップで。
バッグは新作のファースト。
奇しくもハートと同じルックのコーディネイトだったのは、インフルエンサーのレオニー・ハンネ。
毎回彼女が歩くたびに、すごい数のギャラリーが一緒に動きます。
こちらも同じくオーロックチェーンモチーフのローブ。ヒールも合わせてバランスは9頭身以上あるでしょうか、ファーをあしらったバッグに長い手袋がエレガントさを強調していて、「都会」が絵になりすぎます。
そして、一際熱狂的にギャラリーに迎えられていたのは、尋常性白斑を自身のアイデンティティとして、「自分自身を愛する」大切さの象徴となっているカナダ出身のモデル、ウィニー・ハーロウ。
世界一美しいまだら肌を写真におさめようと多くのレンズが取り囲む中、ウィニーは笑顔で接していました。
モデルであり、ブロガーのメアリー・リーストはコルセットと合体したテーラリングシャツのルック。シースルーのスカートと絶妙なバランスです。
バッグのグリーンも、全体のベージュとお互いを引き立てています。
会場となったのはパリの旧証券取引所。ギリシャ風建築の外観が神殿のようですね。
続いて広場をランウェイのように歩いてくれたのは、インフルエンサーのジェシカ・ワン。デザイナーのキム・ジョーンズが2000年の春夏コレクションをモチーフにしたという、軽やかなローブをまとって。
再び森星さん、注目のトップモデルとあって多くのカメラに囲まれていました。以上、フェンディのオートクチュールコレクション、ショー会場前からファッションスナップをお伝えしました。次回はファッションをお休みして、旅をテーマにお届けする予定です。どうぞお楽しみに。