こんにちは、ファッションエディターのAoiです。
雨が降り続くこの季節。雨水・泥・ホコリなどなど…この時期は特に靴が汚れやすいもの。梅雨が明けて靴を見たら「あれ、そういえばこんなに汚れてたっけ…?」なんて経験、ありませんか?
お洒落は足元から!とよく言うように、どんなに美しい服を着ていても靴が汚いとなんだかイマイチに見えてしまいます。 そこで今回は、よくある靴の素材4つをピックアップし、丸洗いの仕方やお手入れ方法をご紹介!綺麗な靴で夏を迎えましょう!
●洗い方編
用意するもの:
・バケツ
・中性洗剤orスニーカー用洗剤
・いらない歯ブラシorシューズブラシ
- 靴ひもを外し、汚れを落としやすくするためにぬるま湯にしばらく浸けておきます。
- 洗剤を入れてまたしばらく浸けます。しばらくおいたあと、ブラシを使って汚れを落とします。強く擦りすぎると生地が傷み、毛羽立ちの原因にもなるのでほどほどにやるのがポイント。
※靴ひもも、この手順で洗うと綺麗になります。 - 洗い終わったらよくすすぎます。靴の中や奥に残っている洗剤もしっかりとすすぎます。
- すすぎ終えたら水をよく切り、おおまかにタオルや雑巾で水分を拭き取ります。
- 風通しの良い日陰で乾燥させます。かかとを下にして立てかけたり、針金ハンガーを曲げて吊るしたり、ペットボトルにはめたりなどして乾かします。時間を短縮したい方は洗濯機の脱水を利用しても◎(型崩れに注意が必要です。)
- 中までしっかりと乾いたら靴ひもを通して完成です!
●お手入れワンポイント
・ソールの汚れだけ落としたい!というときは消しゴムが便利。擦るだけで汚れを落とすことが出来ます。
・防水スプレーをしておくと汚れを防ぐ事が出来ます。新品や洗った後などにもお勧め。
ドレスシューズやパンプス、ブーツなどスムースレザー靴向け。
●洗い方編
用意するもの:
・革靴汚れ専用リムーバー
・クロス
・バケツ
・スポンジ
・乾いた布or雑巾
・革靴専用洗剤
・新聞紙or木製シューキーパー
(・普段使っているお手入れ用品)
- 靴ひもがある場合は、ひもを外します。そして靴の表面に古いワックス等が残っている場合は専用リムーバーとクロスを使って除去します。
- 布かスポンジに水を含ませ、靴全体を均一に湿らせます
- 水を含ませたスポンジに革靴専用洗剤(サドルソープ)を付け、良く泡立てます。そしてスポンジの柔らかい面で、円を描くように丁寧に優しく洗います。靴の中はしっかりと洗います。
- 布かスポンジを使い、表面に残った泡を取り除きます。革靴用の洗剤には皮革の潤いを保つ保湿成分が含まれているので、布で拭き取る程度でOK。※軽くさっと水をかけて泡を取り除く方法もあります。
- 乾いた布で表面を軽く叩くように水分を拭き取ります。靴の中も忘れずに。
- 新聞紙か木製シューキーパーを靴に入れ、靴の形を整えてシワを丁寧に伸ばします。新聞紙を入れる場合は、靴がパンパンになるくらいにつま先までしっかりと詰めます。
- 風通しの良い場所でおよそ2~3日ほど乾かします。立てかけるなどし、靴底にも通気性のある乾かし方がお勧めです。
※新聞紙を詰めた場合、1日ごとに新聞紙を詰め替える事で乾くスピードがUPします。 - 完全に乾いたらクリームやワックスを使い、再度お手入れをして完成です。
●お手入れワンポイント
・洗った後、靴の中に靴用のデオドラントスプレーをしておくとニオイ予防に効果抜群です。
・週に1回クリーナーで古いクリームを落とし、また一からお手入れするだけでも靴が長持ちします。
パテントレザー製のパンプスやウイングチップなどのシューズ向け。
丸洗いが出来ないエナメル靴は普段のお手入れが非常に大切。水・ヒビ割れは大敵です。
●お手入れ編
用意するもの:
・柔らかい布orクロス
・エナメル靴用クリーム
- 乾いた柔らかい布かクロス、またはブラシで表面に付いたホコリ・汚れを落とします。
- エナメル用クリームを乾いた布に付けて全体に塗ります。汚れを落とし、ツヤを出し、ヒビ割れするのを防いでくれます
- 最後に布かクロスで丁寧に乾拭きをして完成です。
●お手入れワンポイント
・水でシワになったり乾燥でヒビ割れたり…とエナメルは非常にデリケートな素材の為、定期的にお手入れをする事をお勧めします。
・防水スプレーをしてしまうとシミや曇りの原因になってしまう恐れがあるのでご注意を。
合成皮革(スムースレザー風のもの)のシューズに。
●お手入れ編
用意するもの:
・いらない歯ブラシorシューズブラシ
・布
(・靴用クリーム)
- 細かい部分に入り込んだホコリやを柔らかいブラシを使って落とします。傷が付かないようにあまり力を入れないでブラッシングする事がポイント。通常のお手入れはこれだけでもOKです。
- 汚れがある場合は水に濡らして固く絞った布で汚れをふき取ります。さらに汚れがひどい場合は、薄めた中性洗剤をしみこませた布で拭き取ります。
※靴によってはシミになってしまう場合があるので、あまり力を入れないように注意が必要です。 - 風通しの良い日陰で靴を乾燥させます。合皮の場合は特別にクリームなどを使う必要がないので、ここまでの手順でOK。
●お手入れワンポイント
・もっとツヤを出したい!という方は、↑のお手入れ後に靴用クリームを全体にまんべんなく円を描くように塗り、布の綺麗な面で余分なクリームをふき取って完成です!