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『ファッションは自分へのご褒美。パリのストリートスナップ』ヨーロッパ写真日和VOL.298

こんにちは、吉田タイスケです。更新時期はずれると思いますが、今回が2023年最初のストリートスナップ撮影。今年もパリを歩く人たちのファッションをご紹介していきます。

一人目はホテルでディレクターとして働いているモード。コートはMax Mara。

バッグはHermès。全体を通じてベージュとオリーブの組み合わせがとてもシックですね。

こちらも同色系のカーキで。靴はBalenciaga。

「まだ街にサパン(クリスマスツリー)がたくさんあるでしょう。今日はそれに合わせたの」(1月末までクリスマスデコレーションが残っています)。
ニットはKujten、パンツはMax Mara。いつも色を中心にコーディネイトは考えている。今日はこれからランチに出かけるところ。

続いて二人目はジャケットにネクタイ、赤いルージュが印象的なモデルのジャンヌ。これからGivenchyのキャスティングに向かうところ。

足元のヒールはヴィンテージ。

コートはBurberry、ジャケット、シャツはヴィンテージ。マニッシュなコーディネイトが好きで、メンズのものも普段から取り入れているそうです。

さて、落ち着いた笑顔が素敵なのは弁護士のカトリン。個人的な偏見ですが弁護士の方は皆落ち着いているというか、話し方も丁寧で、いろいろな意味で余裕を感じます(←語彙力)。

ジャケットはTheory、ローブはJoseph。冬でも黒はあまり着ません。

バッグはBottega Veneta。好きなブランドはBottega VenetaとHermès。

ブーツはStuart Weitzman。

ネックレスはティファニー。

個性的なリング、それハリネズミですか?と聞いたらそうでした。Boucheronのもので、ケンカにも使えるわ!と。たしかに←いやいや。

その他のジュエリーもBoucheronで。

こちらはここ数年、冬になると広場の教会前に設置される気球。フォトスポットになっています。

その気球で記念写真を撮っていたお二人に声をかけました。アルバニアから旅行に来ていて、今日はお買い物というお二人。

左からシシーとティナ。シシーはコートがMax Mara、スカーフはDiorで、あとは全てChanel。右のティナはコートがDior、スカーフはLouis Vuitton、靴はChanel。

Chanelのバッグ&スカートは、スパンコールでキラキラです。

「このバッグがクマのお気に入りなの」
なかなかに贅沢な居場所を見つけたぬいぐるみです。

続いては、全体にカジュアルなルックにニット帽のLouis Vuittonロゴが目立っていたヘレイ。

カジュアルに見えて、ベストとパーカーはSaint Laurent。パンツはZara、スニーカーはNike。

ボディバッグもSaint Laurent。好きなブランドもSaint Laurentで、シックでエレガントなのと、パッと見てロゴが目立つものがあまりないところが気に入っているそうです。

リュクスなものは目立たせずに隠す方がいいというのは、パリっぽいですね(ニット帽のロゴは別として)。時計はRolex。

続いて、大判のスカーフが冬らしい広報のダニエル。コートはMaje、パンツはThe Kooples。

「どこかにいつも元気が出る色を使いたいの」と笑顔のダニエル。目が覚めるようなピンクのカシアスカーフもお似合いです。今日はこれから友達とカフェで待ち合わせ。

さて、グレーの扉に千鳥格子がシックなのは法律関係の仕事をしているイリナ。コートはMango。コーディネイトはモノトーンでまとめて、小物やジュエリー、メイクで色を使うのがお気に入り。

クラシックなコートに足元は、ハードな印象のショートブーツが良いバランスです。トルコで購入したもの。

使い勝手がよくて好きというバッグはYSL。

続いてオレンジの紙袋が遠くからでも目立っていたのは、弁護士のサラ。

バッグは最近よく見かけるTory Burch。

ブレスレットはHermès。

ジャケットはClaudie Pierlot、パンツはZara。仕事で一区切りがついたので、今日は自分へのご褒美としてエルメスでスカーフを購入したところ。ファッションは自分を励ますもので、今年はがんばってシャネルのリュックを自分に買ってあげたいと話していました。

続いて、上下スウェットながらバッグはChanelを合わせているエカテリーナ。ロシアからご主人のいるフランスへ引っ越してきたばかり。ダウンジャケットはCarolina Herera。

グリーンとモーヴという色合わせはただの偶然と言っていましたが、それにしては、今のパリにぴったりな色。ファッションはカジュアルとハイブランドをいつもミックスさせるのが好きで、Chanelはどんなスタイルにでも合わせやすいので一番気にいってるそうです。

カジュアルでもドレスアップでも合わせられる存在感。

続いてクラシックなベレー帽スタイルが冬のパリにお似合いなのは、会議通訳(イタリア⇄フランス)のアンナ。大判のストールはイタリアで見つけたもの。コートはVintageで、ベレーはMonoprix!(フランスの人気スーパー)。

バッグはLIUJO。

書類類はLongchampへ。

靴はKarl Marc John。

スカートは何と母親の手作り。モンマルトルにサンピエールという有名な布屋さんがあるのですが、そこで布地を買って作ってくれたそうです。

「今日は今年初仕事で、冬は天気の悪い日が多いけど始まりの日に元気になる色を使いたかったので赤を選んだの」
笑顔も装いのひとつ、と言いたくなるくらいよく笑う通訳さんで、こちらも元気をもらいました。

さて、最後はフード型のスヌードが似合いすぎるモデルのヴァシリナ。フードはCOS。

コートはMassimo Dutti。

ココシャネルの生き方が好きなので、好きなブランドはChanel。ファッションはシンプルな中に、何か自分らしさを付け加えたいと話していました。以上、手作りのスカートからハリネズミの指輪、クマぬいぐるみのシャネルバッグまで、パリの現在をお伝えしました。次回も引き続き、ストリートスナップをお届けします。どうぞお楽しみに。

『ファッションは自分へのご褒美。パリのストリートスナップ』ヨーロッパ写真日和VOL.298Takashi -タカシ-

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