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「イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル」が国立新美術館(東京・六本木)で。日本初公開のドレスなど約300点を公開!

国立新美術館(東京・六本木)にて、「イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル」が2023年9月20日(水)から12月11日(月)まで開催。

イヴ・サンローランが独自スタイルを確立する40年の歴史を振り返る、回顧展の見どころをご紹介いたします。

「モードの帝王」没後日本で初の大回顧展開催!

カクテル・ドレス―ピート・モンドリアンへのオマージュ 1965年秋冬オートクチュールコレクション © Yves Saint Laurent © Alexandre Guirkinger
「品行方正」シャツ・ドレス イヴ・サンローランによるクリスチャン・ディオールの1958年春夏「トラペーズ・ライン」オートクチュールコレクション © Yves Saint Laurent © Alexandre Guirkinger

イヴ・サンローランはクリスチャン・ディオールの急死をうけ、1958年にディオールのデザイナーとして鮮烈なデビューを飾ります。1962年からは自身のブランド「イヴ・サンローラン」を発表。それ以来、2002年の引退まで約半世紀にわたって世界のファッションシーンをリードし、サファリ・ルックやパンツスーツ、ピーコート、トレンチコートといったアイテムを定着させるなど、女性たちのワードローブに変革をもたらしました。

イヴニング・アンサンブル 1984年秋冬オートクチュールコレクション © Yves Saint Laurent © Nicolas Mathéus

本展はイヴ・サンローラン美術館パリの全面協力を得て、没後日本で初めて開催される大回顧展。20世紀後半における偉大な才能であるイヴ・サンローランから生み出される、唯一無二でありながら、豪華絢爛な美の世界を間近で堪能できる空間に注目です。

日本初公開のドレスなど約300点を一挙公開

イヴニング・ガウン 1995年秋冬オートクチュールコレクション © Yves Saint Laurent © Alexandre Guirkinger
アンサンブル 1989年春夏オートクチュールコレクション © Yves Saint Laurent © Alexandre Guirkinger
「バブーシュカ」ウエディング・ガウン 1965年秋冬オートクチュールコレクション © Yves Saint Laurent © Alexandre Guirkinger

わずか21歳で衝撃的なデビューを果たしてから、自身のブランドとして初のコレクションを成功させ、美術作品や舞台芸術、そして日本にも影響を受けながら独自のスタイルを確立するまでの40年にわたる歴史を、ルック110体のほか、アクセサリー、ドローイング、写真・映像など貴重な資料約300点を一堂に集めて紹介することで、イヴ・サンローランのデザイナーとしての人生とその創造の全貌に迫ります。

現代にまで続く女性の普遍的なスタイル

ボーティング・アンサンブル ファースト・ピーコート 1962年春夏オートクチュールコレクション © Yves Saint Laurent © Alexandre Guirkinger
ファースト・サファリ・ジャケット 1968年春夏オートクチュールコレクション © Yves Saint Laurent © Sophie Carre
ジャンプスーツ 1968年秋冬オートクチュールコレクション © Yves Saint Laurent © Sophie Carre

イヴ・サンローランは1960年代において男性のものという認識がまだ根強かったパンツスタイルを積極的に取り入れるなど、衣服が持つジェンダーのイメージを超越してデザインすることで、時代が求める新たな女性らしさ、エレガンスを生み出しました。先駆的に紳士服を女性向けに改良したことで注目され、現代では女性のワードローブとして定着しているサンローランの普遍的なスタイルを振り返ることができます。

芸術作品から着想を得たスタイルの確立

セヴリーヌ・セリジーのドレス 1967年に公開されたルイス・ブニュエル監督の映画『昼顔』のカトリーヌ・ドヌーヴのためのデザイン © Yves Saint Laurent © Sophie Carre
女王のドレス(第1幕) 1978年に行われた演劇『双頭の鷲』のジュヌヴィエーヴ・パージュのためのデザイン © Yves Saint Laurent © Sophie Carre
ジャケット 1977年に行われたジジ・ジャンメールのショー『ローラン・プティのショーに登場するジジ』のためのデザイン © Yves Saint Laurent © Sophie Carre

イヴ・サンローランはモンドリアン・ルックに代表されるような美術作品とファッションの融合を提案することで、伝統的なオートクチュールモードの世界に新風を吹き込んだほか、演劇、バレエといった舞台芸術や映画の衣装制作など様々な芸術分野との協働に積極的に取り組みました。芸術作品とオートクチュールのつながりを展覧会で感じることができます。

イヴ・サンローラン美術館パリが全面協力

イヴ・サンローラン美術館パリ © Sophie Carre

イヴ・サンローラン美術館パリは、オートクチュールメゾンの閉鎖から15年後の2017年7月に「ミュゼ・ド・フランス」*に指定され、同年10月に開館。1974年から2002年までの約30年間イヴ・サンローランがコレクションをデザインしてきたパリ、マルソー通り5番地に位置しています。約450平方メートルのスペースで、回顧展やテーマ別の企画展を随時開催し、ピエール・ベルジェ・イヴ・サンローラン財団の豊かでユニークなコレクションを紹介しています。

*2002年1月4日付の法律に基づき、国によって承認され優先的に支援を受ける美術館を指す。2023年現在、フランス各地の1220余りの美術館が指定されている。

津田健次郎が音声ガイドのナビゲーターに決定!

展覧会の音声ガイドのナビゲーターに、アニメ、洋画の吹替え、ナレーターなどの声優業から俳優業まで幅広く活躍中の津田健次郎が決定しました。さらに、津田健次郎がナビゲートする音声ガイドと展覧会観覧券がセットになった、特別な音声ガイド付きチケットを期間限定で販売予定。

※音声ガイド付きチケット詳細は、下記展覧会概要参照

<津田健次郎 コメント>
イヴ・サンローランのアートに音声ガイドで参加できることをうれしく思います。名前は勿論知っています。ロゴマークも洋服も店も勿論知っています。しかし深く掘り下げたことはありませんでした。音声ガイドをやらせていただくことで彼のことをもっと知ることができるのが楽しみです。ファッションとは流れゆくもの。しかし流れながらも歴史に深く刻まれるデザイナーがごく僅かにいます。その一人がイヴ・サンローランでしょう。彼はなぜ時代を超えて愛され続けるのか?音声ガイドで皆様にその魅力をお伝えする一助になれますよう。まずは収録が楽しみです。

プロフィール:津田健次郎(つだけんじろう) アニメ、洋画の吹替え、ナレーターなどの声優業、舞台や映像の俳優業を中心に、映画監督や作品プロデュースなど幅広く活動。TVアニメ『呪術廻戦』七海建人役、日曜劇場『ラストマン-全盲の捜査官-』鎌田國士役、『情報7daysニュースキャスター』ナレーションほか。

展覧会テーマソングに idom 新曲「Knock Knock」が決定!

今回の展覧会のために書き下ろされた「Knock Knock」は、”自分自身のスタイルを貫く”がテーマの楽曲。発売情報等は追って idom オフィシャル HP にて解禁予定です。ぜひ楽曲も合わせて大回顧展の世界に浸ってみてはいかがでしょうか。

プロフィール:idom (イドム)楽曲制作、ボーカル、ラップ、映像制作、イラスト制作をこなす、新世代型のマルチクリエイター。クリエイティブセンスやしなやかな歌声に大きな注目が集まり、音楽制作から約 1 年という早さで数々のCM ソングを担当。2022 年 7 月にドラマ「競争の番人」の主題歌に「GLOW」が大抜擢され 2022 年 9 月にデビュー。デビュー作ながら各配信チャート軒並みTOP10 入りを果たした男性ソロシンガーソングライター。

展覧会概要

「イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル」
会期:2023年9月20日(水)〜2023年12月11日(月)
会場:国立新美術館 企画展示室1E
住所:東京都港区六本木7丁目22−2
開館時間:10:00〜18:00(毎週金・土曜日は20:00まで)
※入場は閉館の30分前まで
休館日:火曜日
観覧料:一般2,300(2,100)円、大学生1,500(1,300)円、高校生900(700)円、中学生以下 無料
※( )内は前売料金(前売券は8月17日(木)販売開始)
※障害者手帳をご持参の方(付添の方1名を含む)は入場無料
※10月7日(土)~9日(月・祝)は高校生無料観覧日(学生証の提示が必要)

【音声ガイド】
当日貸出価格:650円(税込)お一人様一台につき
音声ガイド付きチケット:2,500円(税込) ※数量限定のためなくなり次第終了
販売期間:8月17日(木)10時から9月19日(火)23時59分まで
販売:チケットぴあ

お問い合わせ:050-5541-8600(ハローダイヤル)

記載事項や最新情報につきましては、展覧会ホームページをご確認ください。
展覧会公式サイト:https://ysl2023.jp
国立新美術館公式ホームページ:https://www.nact.jp

「イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル」が国立新美術館(東京・六本木)で。日本初公開のドレスなど約300点を公開!staff

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