雪の日は、防寒できる格好、濡れてもいい格好、滑りにくい靴……と服装で悩みがち。ですが、おしゃれも楽しみたいですよね。
そこで今回は、雪の日におすすめのコーデをご紹介。アイテムごとにポイントを徹底解説します!寒さ対策をしつつ、着膨れせずおしゃれを楽しめるコーデとは。ぜひ参考にしてみてくださいね。
雪の日おすすめコーデ!シルエットを意識して防寒・着膨れ対策
雪の日コーデのポイントは、寒さ対策をしつつシルエットを意識して着膨れするのを防ぐこと。今回のコーデも、ニットの重ね着やダウンで上半身にボリュームがある分、ボトムをスキニーパンツにしてバランスをとってみました。
ニットのレイヤードは、外ではしっかり防寒できるあたたかさ、室内ではアウターを脱いでも抜かりのないおしゃれさが魅力です。中を薄手のものにしておけば着膨れも心配いりませんよ。スキニーパンツにロングブーツは防寒プラス美脚の効果も。大人の雪の日コーデを上品に見せてくれます。
全体をブラックでまとめるのもスマートに見せるコツ。重たくならないよう、小物などでカラーをプラスしてみてくださいね。
【雪の日アウター】水に強く乾きやすい素材のダウンがおすすめ!
雪の日はあたたかいダウンが◎吸水性・吸湿性が低く乾きやすい、ポリエステルやナイロンの素材が適しています。
ウールやカシミヤのコートはあたたかいですが、濡れてシミになりやすいため雪の日は避けたいところ。また、フードにファーがついているダウンもありますが、濡れると傷みやすく、毛が凍ってしまうこともあるため、吹雪いている日などはファーなしがおすすめです。
ややゆったりとしたシルエットのダウンジャケット。メタルカラーのフロントジップと大きめのポケットがアクセントです。ヒップが程よく隠れる丈感で、パンツでもスカートでもバランスよく着こなせます。
ホワイトにAラインシルエットが女性らしいダウン。袖口のインナーカフ仕様がさらに寒さを防いでくれます。デイリーコーデにさっと羽織るだけでこなれ感を演出できますよ。
ロング丈とブラックでシックな印象のダウン。ウエストをきゅっと絞ったメリハリのあるシルエットで、着膨れせずスタイルアップが叶います。首元までしっかり覆うスタンドカラーで防寒性をアップ!寒い季節のワードローブに揃えておきたい1着です。
ぷっくりとしたキルティングデザインがおしゃれなダウン。取り外し可能なベルトをきゅっと閉めれば、すっきりとしたシルエットになります。長めの丈感なので、寒い日の防寒対策に最適です!
【雪の日トップス】ニットのレイヤードでおしゃれに防寒!
雪が降るぐらい寒い日はニット1枚でも物足りない!薄手のタートルニットとボリューム感のあるニットを重ね着するのがおすすめです。あたたかい室内や電車内ではどちらかを脱いで調節もできますよ。
レイヤードのおしゃれを楽しみつつ防寒ができるのが嬉しいポイント!これでもまだ寒いときや、「ニットの重ね着は着膨れが気になる」という方は、薄くてあたたかい機能性インナーなどを仕込むと◎
チェック柄が印象的なニット。肩にボタンを加えてアクセントをプラスしました。着心地の良い素材感も魅力のひとつ。カジュアルからフェミニンまで幅広いコーディネートに活躍します。
ほつれ糸のデザインが特徴のニット。やや薄手素材のすっきりとしたシルエットで、インナーとしてレイヤードするのに大活躍するアイテムです。
コーディネートの主役になるカラフルなニット。程よくボリュームのある素材であたたかく、着心地も◎スカートからパンツスタイルまでマッチするバランスの良い丈感も魅力です。
上質で柔らかいカシミヤ素材を使用した、快適な着心地のニット。ややゆとりのあるシルエットで体型をカバーしつつ、スカートからパンツスタイルまで幅広いコーディネートに合わせやすいですよ。
【雪の日ボトムス】パンツをブーツインして冷気をシャットダウン!
スカートやワイドパンツだと、隙間から冷気が入って寒いのはもちろん、雪が積もっていたら裾が濡れてしまうのが心配。スキニーパンツをブーツインして、冷気をシャットダウンしてしまうのがおすすめです。
また、シャカシャカとしたナイロン素材のパンツは水をはじくため雪の日にもぴったり!ジョガーパンツなら先がすぼまっているので、足首から冷気が入ってくるのを防げますよ◎
すっきりとしたシルエットのスキニーパンツ。トレンドにもなっている股上が浅めのローライズタイプです。シンプルなTシャツやニットと合わせてカジュアルはもちろん、ブラウスやジャケットのきれいめスタイルにもマッチします。
サイドの縦ラインで脚をすっきりと見せてくれるパンツ。ジョガータイプは裾がばたつかずにすっきりとはきこなせるのがポイントです。スポーティーなコーデを楽しみたい雪の日におすすめ。
【雪の日シューズ】滑りにくく防水性のあるブーツで雪道も安心!
雪の日は凍結した道路も心配。ソールにしっかりと凹凸があるものを選ぶようにしましょう。ロングブーツ風のおしゃれな長靴など防水性があるものが◎
モコモコのムートンブーツも雪の日にあたたかそうですが、表面は濡れるとしみになりやすいスエード素材……。履く前に防水スプレーなどをかけておくと安心です。
また、先ほどスキニーパンツ×ロングブーツをおすすめしましたが、スカート派の方もロングブーツやタイツでしっかり防寒を。最近はミディ丈やロング丈のスカートにロングブーツを合わせるファッションも主流。軽やかなスカートに敢えて厚底や裾が広めの重たいブーツを履くのが今年っぽいバランスです。
スマートなシルエットで足元を美しく演出してくれるレインブーツ。ヒールは高めですが、しっかりとした太さとアウトソールの凹凸で、雪道や凍った道路でも歩きやすいのがポイント。
重厚感あるソールデザインがスタイリッシュなレインブーツ。カジュアルにもきれいめコーデのはずしにもおすすめです。こちらも靴底の凹凸がしっかりあるので歩きやすいですよ。
アグの定番ムートンブーツ「クラシック ミニ」。モコモコのファーであたたかく、ストレスフリーな履き心地を叶えます。雪が降っている日や足元まで積もっている日は防水スプレーを忘れずに!
長めの丈のムートンブーツなら足首まであったか。スキニーパンツをインするのはもちろん、ミニ丈ボトムと合わせるのもおすすめです。
【雪の日バッグ】耐水性に優れたPVC素材なら濡れてもOK!
レザー素材など濡れるとしみになりやすい素材が多いバッグ。雪や雨の日に悩むポイントの1つですよね。
おすすめはPVCコーティングのバッグ。布地の表面にポリ塩化ビニール樹脂を塗布し、質感を天然皮革に似せた人口素材で、耐水性に優れています。雪の日以外も、デイリー使いにおすすめですよ。
落ち着いた色合いのシグネチャー柄がおしゃれなPVCコーティングのバッグ。トレンドのミニボストン型は、持ち歩きやすいすっきりとしたフォルムながら程よいマチ幅を備えていて使いやすいですよ。
レザー風のコーテッドキャンパス素材のショルダーバッグ。シンプルなワンカラーに、フラップのメタルボタンとモチーフがポイントになっています。デイリー使いしやすいサイズ感で手放せなくなる一品です。
丸みを帯びたシルエットのショルダーバッグ。こちらもPVCコーティングです。コンパクトながら程よいマチ幅とポケットを備えていて、使い勝手が良いアイテム。
ルイヴィトンのモノグラムやダミエも実はPVCコーティング。レザーのような高級感がありつつ水に強いアイテムです。アイコニックなモノグラム柄に配色使いがアクセントになっています。
【雪の日小物】マフラー・手袋・ニット帽で冷えやすいところも完全防備!
冷えやすい首元や手先もおしゃれな冬小物でしっかりあたたかく!また、小物でカラーをプラスすると、着込んで重たくなりがちな雪の日コーデを軽やかに見せることができます。
流行のニット帽“ビーニー”もあったかアイテムの1つ。トレンドを意識しつつ防寒したい方におすすめです。
洗練された上質カシミヤのマフラー。動くたびに揺れ動くフリンジがおしゃれなアクセントになっています。飽きの来ないシンプルなデザインで大人の装いにすんなり溶け込む一品です。
首元をさらにあたたかくしたいなら、ボリューム感が出る大判のストールタイプがおすすめです。コーディネートの主役としても活躍しそうなチェック柄。首元に巻くのはもちろん、デスクワークや自宅ではブランケットにしても◎
なめらかで上質なカシミヤ素材のショートグローブ。トレンドに左右されないシンプルなシルエットで、年代問わず使用可能です。ご自分用にはもちろん、プレゼントとしても喜ばれること間違いなし。
ケーブル編みで仕上げたカジュアルな印象のニット帽。リブ部分にブランドロゴを添えて、アクセントをプラス。バックのダメージディテールが遊び心あふれる一品です。
カジュアルな雰囲気を放つケーブルニット帽。ふっくらとした太めの毛糸で編まれており、保温性も抜群です。折り返し部分に施したトリオンフがポイント。ご自分用にはもちろん、大切な方へのギフトとしてもおすすめです。
あったかコーデで雪の日のお出かけも楽しんで♪
今回は雪の日におすすめのコーディネートと、アイテムごとに抑えるべきポイントをご紹介しました。防寒しつつおしゃれさやスタイルアップも叶うコーディネートで、雪の日だから見られる景色など、お出かけを楽しんでみてはいかがですか?