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ヨーロッパ写真日和VOL.65『パリのソルドとピカソ美術館』

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こんにちは、吉田タイスケです。

パリ、冬の風物詩のひとつといえばソルド(バーゲンセール)です。
日本と違い、フランスでは法律で定められた期間以外の大幅な値下げ販売はできないようになっているので、観光客も含め皆が夏と冬のセール期間(約一ヶ月)を待ちわびています。
例年に比べると人出が少ないような気もしますが、今回はソルドで賑わうパリの町並みからの更新です。

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一通り町を歩いた後は、5年の改装期間を経て2014年に再オープンしたピカソ美術館へ足を運んでみました。

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「母子像(1971)」。
この絵と並んでいるのは「帽子を被った男(1895)」という絵で、その二枚の絵が描かれた時は76年も違います(!)。
基本的にそれぞれの時代毎に展示がされていますが、作風の変遷がわかるように全く違う時代の絵が並んでいる部屋もあり、ピカソの底知れなさを感じさせます。

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左「赤い肘掛け椅子の裸婦(1929)」、右「安楽椅子のオルガ(1917)」。

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珠玉の名画に加え、美術館として使用されている元塩税徴収官の邸宅も見応えがあります。
普段なら予約しておかないと一時間くらい並ばないと入れないピカソ美術館も、11月のテロの影響なのかほとんど人がいませんでした。
今パリに旅行をすると、のんびり過ごせること間違いなしです。

次回もパリからお届けする予定です。
どうぞお楽しみに。

ヨーロッパ写真日和VOL.65『パリのソルドとピカソ美術館』axesedit

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