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ヨーロッパ写真日和VOL.76『春のシチリア島から、月夜の晩餐会』

こんにちは、吉田タイスケです。春のパリコレに続いて、しばらく旅の写真をお届けします。今回は花咲くイタリアはシチリア島から。

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シチリア西部、シャッカという町の近くにあるゴルフリゾートに滞在していました。
プールサイドで朝食をとった後、気温が上がりきらないうちにゴルフコースをハーフでまわります。そのあとは軽く泳いで、午後はヤシの葉の陰で読書と、、、。
はい、すべて妄想です。水着さえ持っていっていない僕は、撮影でプールやゴルフどころではありません。それに4月のシチリアは、まだ泳げる気温でもありませんでした。
冷たい季節風(しかも強風)が体力を奪い、晴れていても寒いくらい。写真だけでリゾートをお楽しみ下さい。

https://www.roccofortehotels.com/hotels-and-resorts/verdura-resort/golf/

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風に揺れる麦畑。

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シチリアを訪ねたら、レンタカーでの移動がおすすめです。
車で走っていると、山というより巨大な「岩」で、自然を見ているというより「地球を見ている」というような風景が続きます。

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シラクーサの広場。男爵家のテラスから。

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アグリジェントの遺跡群、神殿の谷から。ヘラ神殿。
今回はシチリアのワイン委員会から招聘を受けて出向いたのですが、シチリアワインを紹介するにも島の風景や歴史・文化はかかせないだろうということで、
市場や遺跡を巡るツアーが日程に含まれていました。

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紀元前440頃に建設された、コンコルディア神殿。当時は赤や青、黄色に彩色されていたそうです。
神殿として造られたのち、時代を経て教会になりモスクになり、また教会になり、、その過程で円柱の間が壁として埋められていたため、
現在もこうしてほぼ完璧に近い形で保存されています。ガイドさん曰く、世界で二番目に保存状態がいい神殿だそうです。
えーと、一番目はアテネの、、パルテノンではなくて、何だったか、、←頼りない。
夕暮れに浮かび上がる姿は、2400年の時を経ても色褪せない聖性がこの地にはある、と感じさせるに十分でした。

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遺跡郡を一通り歩いたあとは、神殿の谷にあるホテル「ヴィッラ・アテネ」で月夜の晩餐会。
http://www.hotelvillaathena.it

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ゴッドファーザーのテーマ、ジャズ、ポピュラー、クラシック、、。今度生まれ変わったら、練習しなくても天才的に上手いピアニストになりたいと思っています(?)。

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ヨーロッパのパーティでは大抵、食事が終わるとダンスタイムになることがしばしば、、。1970〜80年代のダンスナンバーが神殿の谷に響きます。
神殿の神様たちもきっと、サタデーナイトフィーバーの曲に合わせて踊っていたことでしょう。
一人、すごくダンスが上手な女性がいて帰り際に話をしたのですが、ベネズエラの出身でした。本人曰く、血の中に踊る遺伝子が入っていると。うーん、、。
英語とダンスを習いたくなる、シチリアワインツアーでした。あ、一枚も写真がありませんが、シチリアワインも美味しいものがたくさんありますので、
宜しくお願いします。次回はたぶんフランスからお届けします。どうぞお楽しみに。

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