こんにちは、吉田タイスケです。現在発売中のエクラ6月号に掲載されていますが、フローリストの並木容子さんとフランスの「秘密の庭」ペルシュ地方を訪ねてきました。今回はその時に撮影したアザーカットから、花が迎える小さな村の様子をお届けします。
「秘密」、、というより顧みられていないだけなのですが、パリから二時間、ノルマンディー地方に属するこの地域は、国立自然公園に囲まれながらも観光地としては取り残されて(?)きました。それが良かったのか、手付かずの豊かな自然と穏やかな景観を気に入ったパリジャンたちが、少しずつ別荘などを購入して住むようになり、最近は密かに自然を愛するパリジャンに人気の地方となりつつある、、とパリから移り住んだホテルのオーナーは話していました。
そのムッシューが写真の小さな村、ラ・ペリエールにホテルを構えたのが20年前。その頃から「少しずつパリジャンが移ってきている」ということなのですが、
えーと、、だいぶゆっくりペースのようで、相変わらずペルシュ地方は静かなままです。
個人的にはフランスの「コッツウォルズ(イギリスはロンドン近郊、景観の美しさで有名な地域)」という表現がしっくり来るな、と思っています。絵本に出てきそうな家が並ぶペルシュ地方。
モルターニュ=オー=ペルシュという町から。ここではペルシュ地方でいちばん大きな市が立ち、週末ごとに多くの人が集まります。
ハイシーズンの夏は週末ごとに、どこかの村で行われる骨董市も人気です。地方のマルシェは掘り出し物も多いらしく、古道具好きの方にはノルマンディー地方もおすすめ。
この日はなんと、馬に乗ってお買い物のムッシューも、、。
フランスの秘密の庭園、ペルシュ地方からお届けしました。エクラ6月号ではホテルやレストランも紹介していますので、ご興味のある方はご覧になってみて下さい。