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ヨーロッパ写真日和VOL.88『世界遺産、ウィーン旧市街でカフェ巡り』

こんにちは、吉田タイスケです。パリも30度を超える真夏日が続いていましたが、9月の声を聞いて、だいぶ落ち着いてきました。日本と違って基本クーラーはどこのお店にもないので、暑い日は日陰でやり過ごすしかありません、、やれやれ。

さて、今回はオーストリア・芸術の都ウィーンからお届けします。今年の10月15日から、国立西洋美術館でクラーナハの大規模な展覧会があるのですが、そのプロモーションを兼ねてウィーンの美術史美術館を撮影してきました。その写真は某雑誌にいずれ掲載されるとして、このブログではウィーンの町並みと、カフェなどをご紹介します。

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馬車に揺られて旧市街へ。ウィーン歴史地区は2001年に世界遺産にも指定されています。

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王宮の厩舎だったスペースを利用して、現在は複数の美術館が集まるミュージアム・クォーター。
宿泊したホテルはここのすぐ近くで、毎日この広場を通って美術館に通いました。
広場に置かれるU字型のベンチは毎年色が変わり、今年はターコイズブルー。

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美術館、建築センター、劇場などからなるミュージアム・クォーターにはカフェも併設。皆のんびりと過ごしています。

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ウィーンは歴史あるカフェがたくさんあって、カフェ巡りをしているだけでも楽しいのですが、ランチに訪れたのは1929年創業のカフェ・モーツァルト。
今回通訳をしてくれた方が、シュニッツェル(仔牛のカツレツ)を食べるならこことお勧めしてくれたので。第三の男のロケ地にもなったカフェです。

CAFE MOZART
http://www.cafe-mozart.at

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さっそく頼みましたよ、ウィンナー・シュニッツェル。フランスには揚げ物メニューがレストランにないので、こちらに来るとどうしても食べたくなってしまいます。

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皿からはみ出てます。ざくろのジャムとの相性も抜群です。
念願叶った仔牛のカツレツは完食したものの、そのボリュームの前にデザートまではたどり着けませんでした、、。

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ショーケースの写真だけ、お届けいたします。

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食後はマーティン・パーというイギリスの写真家の展示を見に行ったのですが、それは飛ばして、ウィーンのカフェをもうひとつご紹介。

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陽が暮れてから訪れたのは、滞在ホテル近く、古い町並みが残るシュピッテルベルクというエリアにある、比較的新しいカフェです。

Das Mobel Cafe
http://dasmoebel.at/dascafe

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ここは家具屋さんが経営していて、面白い特徴としてはカフェで使っている椅子やテーブル、照明など全てが「購入可能」なんです。
ショールームカフェ、みたいなものでしょうか。

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老舗カフェと違い、働いている人もラフなイケメンくんだったりします。オーガニックのビールやワインがあったり、メニューもいまどきです。
客層も観光客はあまりおらず、パソコンを持ち込んで仕事をしている地元の人や、学生が来ていたり。
ウィーンというと、どうしてもクラシックなものばかりに焦点があたりがちですが、新しいカフェやムーブメントなども同時に見て行きたいですね。
町歩きも楽しい華の都からお届けしました。次回の更新もどうぞお楽しみに。

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