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ヨーロッパ写真日和VOL.123『2300年の古代都市、ギリシャはテッサロニキから』

こんにちは、吉田タイスケです。目の前に広がるエーゲ海はどこまでも青く、澄んだ湖のよう。

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ホテルのプライベートビーチに寝転んで、ウォッカーベースのミントカクテル・モヒートを飲みながら、このブログを書いています(嘘)。

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ここはギリシャ、ポルトカラスのリゾートホテル。確かにここには泊まりました、はい。しかし、自分の仕事は残念ながらビーチでモヒートを飲むことではなく、世界の記録係、、。
ビーチでのんびり過ごす家族連れを眺めながら、望遠レンズ片手に汗をかいてます。ご安心ください(?)。

Porto Carras Grand Resort
http://www.portocarras.com

このホテル、クラブメッドの豪華巨大版みたいなもので、ありとあらゆるものがここでできます。ウォータースポーツはもちろんのこと、乗馬にテニス、ボーリングにカジノ、ハイキングにジョギング、サイクリングetc。

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ホテル内に海賊(!)までいて、記念写真もお好みのままに。

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でもリゾートホテルにネコはいませんよ。こちらは東ローマ帝国第二の都市、ギリシャはテッサロニキで出会った遺跡ネコ。今回はビーチではなく、遺跡の町を歩きます。

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テッサロニキ、その歴史は古く紀元前に遡り、2300年の歴史があるとか(from Wiki)。街の中には今も初期キリスト教様式、ローマ様式、オスマン帝国様式等、各時代の遺跡が残っていて、今現在も遺跡の中に暮らしていると言った方がしっくりくる趣です。

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なんか当たり前に遺跡がごろごろあるんですけど、こちらは1700年前(!)当時(4世紀)のローマ皇帝ガレリウスが建設を命じた凱旋門。
歴史の古さで言えば、パリの凱旋門元ネタはこちらと言っても過言ではありません。

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同じく、皇帝ガレリウスの霊廟となるはずだったロトンダ(円柱形建築物)。作ったはいいものの結局霊廟としては使われなかったので、その後キリスト教会となりロトンダの中は美しいモザイクで装飾されます。それから1700年、、、キリスト教会(4世紀)→イスラム教モスク(16世紀)→もう一回キリスト教会(20世紀)と時を経て、21世紀現在、神聖パリ帝国皇帝ヨシダリウスの居室として使われて、、じゃない、ギリシャ政府文化財保護部門の管轄下にあり、誰でも中を見学することができます。

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天井に残るモザイク画。これが1700年前のものだったとは、、現地で見ている時は知りませんでした←オイ。

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とにかく、ここのモザイクは必見です。

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大きな時の流れの中に今自分も存在しているということを、遺跡を眺めていると感じます。現在の街並みも、いつか遺跡になるのでしょうか。

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こちらは高台に。紀元前4世紀に作られ、現在も一部が残っている城壁の上から。学生たちの憩いの場になっているようです。足を踏み外すなよ、、と見ている側がヒヤヒヤするんですが。当時の監視塔も、今は眺めのいい場所に。

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感じの良さそうなカフェもたくさんありました。今回は早足で遺跡を廻っただけでしたが、次回はゆっくり街歩きをしてみたいですね。古代都市、テッサロニキからお届けしました。次回の写真日和もどうぞお楽しみに。

ヨーロッパ写真日和VOL.123『2300年の古代都市、ギリシャはテッサロニキから』staff

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