前回に続き「ついでの町」ベルギーはディナンから。ムーズ川の川下り。いくつもコースがあって、自分はいちばん短いものを選びましたが、十分楽しめました。城塞の展望台とセットになったチケットがお得ですよ←すっかりおのぼりさん。
こうして水面から見ても、やはり異様な迫力の断崖。
こちらは市役所。中心にはもちろんサックス。
教会を中心にしたディナンの町。割と交通量が多いので、一本内側に入ると静かな道を散策できます。この小さな町に二泊したのですが、困ったのは食事。めぼしいレストランがほとんどありません（あるにはあるけど、食べたいところがない）。
美味しいエピスリーを探して歩き、ようやく見つけたのが今年オープンしたばかりのこちら。
Le comptoir de Jeanne
https://www.facebook.com/Le-Comptoir-de-Jeanne-1574221669318157/
ディナンから20km北にあるクルペという町に、ミシュランでも定評のあるレストランLa Toquadeがあるのですが、そこのオーナーがオープンした食料品店とのこと。
お店を切り盛りするのは、クルペのレストランでセカンドシェフをまかされていたセドリックさん。
アパートホテルに滞在したので、毎晩ここのお惣菜を部屋で食べていました。ウチの近所にも来てほしい。お店は早く閉まる（18h-18h30）ので、来店の際はご注意を。
ちなみに、ベルギーと言えばビール。ディナンで作っている地ビールが食事にも合います。
夜は惣菜ごはんでいいとして（←えー！）、昼にピザやサンドイッチではなく、一店挙げるとしたらこちら。
La Broche
https://www.labroche.be
お昼はランチメニュー20euroでお値打ちです。真っ当なフレンチ。
最後に観光要素をもうひとつ。
町の中心近くに小さな鍾乳洞があり、ものは試しと「生まれて初めて」地底体験してきました。
Grotte La Merveilleuse
http://www.belgique-tourisme.fr/informations/attractions-touristiques-dinant-grotte-de-dinant-la-merveilleuse/fr/V/17161.html
「地球のつらら」もしくは石筍が伸びる速度は条件によって違うそうですが、少なくとも100年で1cmほど。自分が目にしている奇妙な光景は何万年もかけて、暗い洞穴の中で作られてきたものなんですね。しかもこの鍾乳洞は個人所有のものだとか。どんな人がこの洞穴を買うんでしょう。
川下り、グルメ、鍾乳洞と駆け足でお届けしました。次回のヨーロッパ写真日和も、どうぞお楽しみに。
