こんにちは、吉田タイスケです。今回も初冬のロシア、サンクトペテルブルクから。アーチの向こうに見えるのは、世界三大美術館にも数えられるエルミタージュ美術館。
18世紀当時、エカテリーナ二世に仕えていたというマダムもまだいらっしゃいました(←そんなバカな)。
正面の門にはローマの系譜、ロシア帝国の象徴である双頭の鷲が。
美術館に入ってみましょう。「大使の階段」当時、各国大使は皇帝に謁見するために、この階段を上っていきました。どうだ、ロシア皇帝すごいだろという声が聞こえてきそうです。
シャンデリアがきらめく「パヴィリオンの間」。多くの美術作品はもちろんですが、部屋そのものもひとつの作品として楽しめます。エカテリーナ二世の私室だったということですが、、、。
同じ部屋に愛人から贈られたという世界最大、孔雀のからくり時計もあります。一年に一度しか動かさないらしいけど。
部屋がいちいち豪華なんですが、ここにはロシアの「モナリザ」、ダヴィンチが描いた「リッタの聖母子」が展示されています。
慈愛に満ちた聖母、ドヤ顔のイエス(←オイ)。授乳の聖母とも呼ばれています。完璧な調和の美しさが、ダヴィンチの絵画にはありますね。自分も中学生の頃には模写したものです(ほんとに)。
そしてこちらは、レンブラントの最高傑作のひとつとも言われる『ダナエ』。塔に幽閉されていたダナエを見初めたゼウスが、金の雨になって来訪した場面です。1985年にこの絵は一度ナイフで切りつけられ、12年もかけて修復作業が行われたとか。
こちらは彫刻の間。イタリア新古典主義の代表、天才彫刻家カノーヴァの作品が多く展示されています。
三美神(部分)。優雅です。
餃子、優雅な部分です←オイ。エルミタージュ美術館はもちろん人類文化遺産として素晴らしいんですが、ロシアはそれだけではありません。人にロシアのことを話す時に、美術館以上に力を入れて話すのが、餃子話(!)。ロシアは広いですから、各地方いろんな餃子があるんです。今までロシア餃子を食べたことがなかったのですが、そのバリエーションと美味しさに驚きました。
PELMENYA
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ペリメニと呼ばれるこの餃子。焼き、蒸し、水、揚げ餃子とありますが、中でも揚げ餃子とウォッカの組み合わせは秀逸です。ペリメニだけを対象に、ロシアにもう一度撮影に行ってみたいくらい。あ、お代わりの一皿が運ばれてきたようなので、今回はこの辺で。次回は冬のチェコからお届けします。どうぞお楽しみに。