気温が高く日差しも強い7月後半から8月は、オシャレより涼しさを優先して、Tシャツなどのラフな洋服に手を伸ばしてしまいがち。でも、友達や家族と出かけるときくらいは、流行や上品さも意識したオシャレな着こなしを楽しみたいですよね。今回は“真夏日”のお出かけで試したい涼しげなコーディネートと、それに合うブランドバッグをご紹介します。
真夏日を快適に過ごすための洋服選びには3つのポイントがあります。1つ目は、「汗をよく吸い、すぐに乾いてくれる素材の服を選ぶこと」。ポリエステルやナイロンなどの合成繊維は肌触りこそサラリとしていますが、なかなか汗を吸ってくれないので、生地が肌に張りついて不快な思いをするかもしれません。暑い日は通気性と吸水性に優れた綿（コットン）や麻（リネン）を素材とする服を選んで、ムレを防ぎましょう。
2つ目のポイントは、「色味の暗い服よりも、白っぽい服を選ぶこと」。黒っぽい服は太陽の光を吸収するので暑さを感じやすいうえ、汗ジミも目立つため真夏日のファッションにはあまり適していません。爽やかなコーディネートにしたいときは白っぽいシャツやワンピースをメインとして、イエローやミントグリーンなどの小物で夏らしさをプラスするのがいいでしょう。
最後のポイントは、「肌を適度に露出すること」。夏の暑い日は肩や背中の出る大胆なデザインの服をサラッと着るとオシャレです。しかし、肌の出し過ぎは下品にも見えるので、肩を露出したら脚を隠したり、背中を出したら胸元を詰めたりして露出度のバランスをとるといいでしょう。
「素材」「色」「露出」の3点を意識してコーディネートを考えれば、誰でも涼しげファッションを実現できますが、ここでは海外のスナップから、特に涼しげでオシャレなコーディネートを紹介します。ぜひお手持ちの洋服で再現してみましょう！
頭からつま先まで白いアイテムで揃えるオールホワイトコーデは、真夏日にぜひ試したいコーデのひとつ。真っ白のアイテムだけを集めるのが難しくても、上の写真のように白っぽいパンツをはけば、たちまち涼しげな印象になります。ボタン付きのトップスも程よくセクシー。シンプルなTシャツは夏の定番アイテムですが、たまにはボディの形やボタンなどのディテールで遊んでみてもいいですね。
風通しの良いコットンワンピースは、暑い日のお出かけにピッタリ。かごバッグやサンダルを合わせれば、南国で過ごすバカンスのような開放感が演出できます。丈の長いワンピースなら肩を大胆に露出しても大人っぽくキマるので、男性はもちろん女性からの支持も得られるでしょう。花火大会やお祭り、旅行先でのファッションにいかがでしょうか？
ふとももやひざの生地が大きく裂けているリップドデニムは、この夏も注目のアイテムです。写真のようにスニーカーと合わせればメンズライクに、ヒールの高いサンダルと合わせればセクシーな印象になります。リップドデニムはどんなトップスとも相性がいいので、暑い日のちょっとしたお出かけ用に1本は持っておいて損はありません。日差しが強い日は足首やひざから風を取り入れて、見た目も着心地も涼しいコーデを楽しみましょう♪
風通しの良いファッションに身を包んだら、夏らしい素材を使ったバッグを持って涼しげコーディネートを完成させましょう。真夏日のコーデにおすすめなのは中身が透けて見えるビニールバッグや、ナチュラルな素材で編まれたかごバッグ。色使いや素材の軽さを意識してバッグを選んで、コーデ全体の清涼感もアップさせてくださいね。
ここからは人気ブランドの新作から、涼しげコーデにピッタリのバッグを紹介します。
プラダの人気シリーズ「カナパ」にビニールバッグが登場。ブラックの縁取りがアクセントとなり涼しげコーデを引き締めてくれるでしょう。マチが広く、荷物もしっかり入るので、夏のお出かけに最適です。
フルラからは、コンパクトなスクエアフォルムがなんともキュートなバッグが登場。チェーンが華やかな雰囲気をプラスしてくれます。ちょっとしたお出かけやパーティーシーンにも活躍するアイテムです。
ボディの表面にナチュラルな素材を取り入れて、爽やかな印象のハンドバッグ。斜め掛けにもなる2WAY仕様で、収納力も高く、使い勝手は抜群です。落ち着きのある色使いなのでプライベートはもちろん、夏の通勤用カバンとしても活躍しそうですね。
真夏日のファッションに悩んだら、爽やかな色味、軽さのある素材、適度な露出度を意識してアイテムを選んでみましょう。気温が高い日もあなたらしいコーディネートを楽しんでくださいね♪
