これからの時季、アクセサリーを身につけるうえで注意しておきたいのが「変色」です。様々な原因により、ある日愛用していたアクセサリーの色が突然変わってしまっていたら、驚いてしまうかもしれません。しかし、日ごろから手入れや保管をしっかりと行っておけば、変色を防ぐことができます!
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アクセサリーが変色してしまう原因としては、以下のようなものが考えられます。
◇汗
くすみやさびの原因となる汗は、ネックレスやピアスなど、ほとんどのアクセサリーにとって大敵です。特にこれからの季節は汗をかきやすくなるため、しっかりと注意しなければいけません。
◇化粧品
女性にとっては必需品の化粧品も、アクセサリーの変色に一役買ってしまう恐れがあります。ファンデーションや化粧水だけでなく、これからの季節に不可欠な日焼け止めなどが、アクセサリーから輝きを奪ってしまうのです。
◇空気中の物質
汗や化粧品に気をつけているにも関わらず、シルバーアクセサリーが変色してしまった場合、考えられる原因は空気中の物質です。空気中の硫化物に銀が反応すると黒い物質が生まれ、表面が黒ずんでしまいます。
上記のような原因により、アクセサリーの変色が起きてしまいます。これを阻止するためには、正しいお手入れが何よりも必要になってくるのです。
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アクセサリーを少しでも変色させず長く使うために、まずしておきたい基本的なお手入れの方法は、身に着けた後ジュエリーボックスにしまう前に柔らかい布でふくことです。面倒に思う人もいるかもしれませんが、これをしておけばアクセサリーの輝度はだいぶ変わってくるでしょう。拭く布は、きめの細かいメガネを拭くような布を使用することをオススメします。 拭くだけではなく、時には洗うことも重要です。拭くだけでは落ちない汚れも、洗うことによって落とせる場合があります。
◇洗い方
多めの水やお湯で、アクセサリーを丁寧に念入りに洗います。汚れが落ちたら、やわらかい布で拭いてください。ブラシを使う時は、簡単に傷がついてしまう素材のものもあるので要注意です。
◇シルバーアクセサリーの場合
シルバーアクセサリーの場合、上記のような洗い方では汚れが落ちない場合があります。そこで試してみて欲しいのが、液体のシルバー専用洗浄液を使用した洗い方です。シルバー磨きやブラシを使う落とし方もありますが、こちらも傷がついてしまうことがあるので、柔らかい素材には要注意です。
◇水に弱い素材
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水洗いによって汚れを落とす方法をご紹介してきましたが、アクセサリーの中には水に弱い素材もあるため注意しましょう。たとえば宝石(真珠、エメラルド、サンゴ、ラピスラズリ、オパール、トルコ石、ムーンストーンなど)であったりパワーストーンであったりが付いているアクセサリーの場合、水洗いは避けた方がいいでしょう。
また、上記のような素材の場合、汗が石の中に入り込むと変色やシミの原因になることがあるため、装着した後は必ず丁寧に拭くことを心がけましょう。
◇熱や紫外線に弱い素材
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水だけでなく、熱や紫外線に弱い素材も数多くあります。真珠やアメジスト、琥珀、トルコ石、ラピスラズリ、シトリン、サンゴ、象牙などの素材がそれに該当するため、日差しの強くなってくるこれからの季節はなるべく身に着けることは控えた方が良いでしょう。また、これらの素材は熱風にも弱く変質してしまう恐れもあるため、化粧室の手を乾かす機器などに注意を払ってください。
◇超音波洗浄NGの素材
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アクセサリー洗浄のため、超音波洗浄機を所持している人もいるのではないでしょうか。しかし、素材の中には超音波洗浄がNGのものもあります。ラピスラズリやサンゴ、エメラルド、真珠、トルコ石、オパール、トパーズなどは、振動によって割れてしまうことがあるため、超音波洗浄は避けるようにしてください。
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しっかりとした手入れを行ったうえで、最適な保管をすることがアクセサリーを長い間キレイに保つことにつながっていきます。アクセサリーを装着した後はやわらかい布などでしっかり拭いて、ビニール袋やポーチ、ケースなどに1個ずつ個別に入れるようにしてください。また、保管する際には直射日光や高温多湿な場所は避けた方が良いでしょう。
これから暑い季節が続いていくため、アクセサリーの変色には注意しなくてはいけません。しっかりとしたお手入れ・保管を心がけ、お気に入りのアクセサリーを長く使用できるようにしていきましょう!
更新日:2023年4月13日
公開日:2017年7月3日