思いきりオシャレして出かけたくなる夏は、お気に入りのネックレスを身につける人も多いでしょう。しかし、汗をたくさんかく夏の肌にネックレスをつけるときは、サビや変色に要注意! お手入れに無頓着だと、お気に入りの一品をダメにしてしまうこともあります。今回は、サビや変色を予防・解消するアクセサリーのお手入れについてご紹介します。
■アクセサリーがサビてしまう理由
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ネックレスなどのアクセサリーは、ゴールド、シルバー、ステンレスなどの金属でできています。このうちシルバーは特にサビやすい素材と言われており、空気中にわずかに含まれている硫化水素に反応し、黒ずみや変色を起こします。
ゴールドやステンレスは比較的サビにくい金属と言われていますが、塩分や塩素、硫黄などを含んだ物質に反応し、サビや変色が現れることがあります。
夏は汗をかきやすく、レジャーで海やプール、温泉などに入る機会も増えるため、アクセサリーのサビや変色には十分注意が必要です。
■ネックレスのサビを予防するには?
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金属製のネックレスのサビ・変色を予防するには、毎日のケアが欠かせません。使用するたびにアクセサリー専用のクロス(布)で優しく拭き、表面に付着した汗や汚れ、水分を取り除きましょう。また、たくさん汗をかいた日、海水やプールの水に浸かった日は、クロスで拭く前に水洗いすることをおすすめします。
保管方法にも注意する必要があります。近年一般的になった、ネックレスをスタンドなどに吊り下げる「見せる収納」は、複数のネックレスがぶつかったり絡まったりすることで傷やサビが生じる可能性も。できる限りアクセサリーボックスに保管し、大切なネックレスを守りましょう。
保管の際は、ジッパーつきのビニール袋を使うのもおすすめ。空気に触れて酸化するのを防ぐことができ、絡まりも予防できます。
■シルバー製のアクセサリーがサビてしまったときのケア
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うっかりアクセサリーをサビさせてしまったときは、どのようにお手入れすればいいのでしょうか? シルバー製の場合は、次のようなケアを試してみましょう。
アルミホイルを敷いた耐熱容器に重曹大さじ1、熱湯を注ぎ、ネックレスを入れて5分~10分ほど放置するだけの方法です。重曹とアルミホイルが起こす化学反応により、黒ずみやサビが発生したシルバーが元の状態に戻ります。取り出した後は水でよく洗い、水分が残らないよう柔らかい布などで拭きましょう。
サビや黒ずみは、お酢の酸によって落とすこともできます。お酢にしばらく浸けて取り出し、よく水洗いして水分を拭き取りましょう。ただし、パールやストーンなど変質の恐れがあるものが付いている場合は、この方法は控えてください。
以下の方法は、ゴールドやステンレスなどシルバー以外のネックレスにも有効です。
食器用洗剤や液状の洗濯洗剤など、中性洗剤を使って洗浄します。容器に洗剤を入れたらぬるま湯を加え、ネックレスを入れて筆で細かいところのサビや汚れを落としましょう。汚れが落ちたら、タオルでやさしく水気を拭き取ってください。
アクセサリー専用のクリーナーには、さまざまな金属に対応しており、ダイヤモンドやルビー、サファイア、エメラルドなどの宝石にも使えるものがあります。チェーンの中に入り込んだ細かい汚れまで落とせるよう、液体タイプのクリーナーを選びましょう。
液体タイプのクリーナーを使用するときは、ネックレスを10~15秒間ほど液に浸した後、付属のブラシをかけて汚れやサビを落とします。液から取り出して水やぬるま湯で十分すすぎ、水気を取って乾かせば綺麗に仕上がります。
■海外ブランドの注目ネックレス8選
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サビ対策をマスターすれば、夏にネックレスをつけるのも怖くなくなるはず! ここでは、この夏にぜひ挑戦してほしい新作ネックレスを6点ご紹介します。
■アクセサリーのお手入れをマスターしてオシャレをもっと楽しもう♪
どんなに素敵なアクセサリーをしていても、サビや変色があっては台無し。この夏は正しいお手入れ方法をマスターし、ファッションをより楽しみましょう!
更新日:2022年7月12日
公開日:2020年8月9日