良く見たら「BVLGARI」って読みにくい…!
引用元: wikipedia.org
こんにちは、ファッションエディターのAoiです。
イタリアの高級宝飾ブランド「ブルガリ」。皆様ご存知のブランドですよね。 ここで突然ですが、あなたは何も見ずに「ブルガリ」の綴りを書く事は出来ますか? そのまま書くと「BULGARI」…あれ、なんか字面が違う?…という事が起こります。 正しい綴りは「BVLGARI」。「BV」がなかなかややこしいですよね。
実は「BU」ではなく「BV」なのには理由があった!
ブルガリ創業者・ブルガリ氏の綴りは、実は「BVLGARI」ではなく「BULGARI」。
…あれ?なんでブランド名は「BU」じゃなくて「BV」なの?と思った方も多いのではないでしょうか。
実は、ブランド名が「BV」と表記されているのには理由が隠されているんです。
創業者のブルガリ氏が1905年にイタリアのローマで本店を開いた際、「最初から歴史があるような表記にしたい」という考えを持っていました。
ではどうやって歴史を表すのか…。ここに答えがあります。
ならば文字を変えてみよう!
そこで考え付いたのが「古代ローマの遺跡に使われている古代ラテン文字」の使用だったのです。
この時代にはアルファベットの「U」という文字が無く、「V」で表現をしていました。実はアルファベットの中で「U」は比較的新しい部類の文字なんです。
そんな「BULGARI」の「U」を古代ラテン文字と同様「V」にし、「BVLGARI」と表記する事で、歴史や伝統・王道感を演出しようという考えから、このような綴りになったといわれています。
これで何も見ずにブルガリの綴りを書ける事間違いなし?!
意外と知られていないブルガリのマメ知識をお届けしました!
更新日:2022年9月7日
公開日:2015年12月25日