ロバート・デ・ニーロやデニス・ホッパーといったセレブに愛用され、ファッショニスタの間で絶大な支持を得ているのが、独特な世界観を持つブランドCOMME des GARCONS(コムデギャルソン)。人気を得ている世界的ブランドの中でも、数少ない日本発のファッションブランドです。
気品のあるデザインの中でも、色使いや仕掛けにアバンギャルドな一面を色濃く持つCOMME des GARCONSは、いきなりファッションに取り入れるのはなかなかハードルが高いかもしれません。そういった人におすすめしたいのが、財布などの小物類です。COMME des GARCONSのブランドの中で、財布類に特化したブランド「Wallet COMME des GARCONS」についてご紹介します。
COMME des GARCONSはプレタポルテブランドとして、1969年にファッションデザイナー川久保玲によって創業されました。自立した女性の孤高の強さをテーマに、今までにないルーズなシルエットと黒を基調としたモノトーンカラーをデザインに落とし込み、独自の世界観を構築したCOMME des GARCONSは、1981年にパリでの初めてのコレクションを発表。当時の流行からはかけ離れた独特なコレクションは、「黒の衝撃」といわれ大きな批判を受けました。しかしそのアバンギャルドな中にもシックでエレガントなデザインは徐々に受け入れられ、日本でも1980年代には「カラス族」と呼ばれるスタイルを生み出すなど、国内外で独自の地位を確立していきました。
モノトーンな色使いでモードなスタイルを確立していったCOMME des GARCONSですが、現在ではより斬新で伸びやかなデザインが中心となっています。そうして流行の最先端を追い求め、先進的な挑戦を続けていることこそが、COMME des GARCONSが世界中で高い評価を受け続けている理由なのです。
COMME des GARCONSは創業から現在まで飛躍的に事業を拡大しており、現在では代表的なライン「COMME des GARCONS」を中心に、16のブランドラインを展開しています。Wallet COMME des GARCONSはそのブランドラインの1つで、その名の通り財布類に特化したブランドです。フランス法人が一括して生産・販売を行っており、個性的でありながら機能的なデザインの財布が人気を呼んでいます。
Wallet COMME des GARCONSのアイテムは、すべてスペイン製の皮革を使用、基本の型が決まっているなど強いこだわりを持って作られています。シンプルでありながらビビッドな色使いや模様は非常に個性的で、記憶に残るデザインとなっています。また、小銭入れがボックス型となっているのもWallet COMME des GARCONSの特徴。ファッショナブルでありながら使いやすい、機能的な財布となっています。
カラーも、元気が出る明るいビタミンカラーが印象的なものから、ゴージャスな印象のゴールド、落ち着いたブラックまでさまざまです。外装と内装でカラーが大きく異なるものもあり、インパクトは絶大。個性的でスタイリッシュなWallet COMME des GARCONSの財布は、「はっきりとしたカラーのものが好き」、「ほかの人とは違うアイテムを持ちたい!」という人におすすめです。
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