オフィスカジュアルとは、簡単にいえばスーツのセットアップをのぞく仕事着のこと。スーツ以外の服をかっちりと着こなすことは社会人の必須スキルです。オフィスカジュアルには正解がなく、しっくりくるコーデは自分で見つけなければならないのが難しいところ。今回は、初めてのオフィスカジュアルで押さえたいポイントをご紹介します。
オフィスカジュアルとは、会社の服装規定にのっとり自分でコーディネートする仕事着のこと。就職活動では黒スーツを毎日着ていたという方も、会社に入ったらその日の予定に合わせて柔軟にコーデを考えなければなりません。
多くの会社の服装規定には「清潔」「清楚」「上品」の3つの要素が盛り込まれています。一緒に仕事をする人が困惑してしまうような露出の高い服や、視界に入るだけでうるさいような派手なファッションはNGということです。また、ジーンズやスニーカーなど、カジュアルすぎる装いも好まれません。それでは、オフィスカジュアルとして適切なコーデは一体どのようなものなのでしょうか?
オシャレに自信がない、とにかく基本を外したくないという方におすすめなのが、ブラウスにクロップド丈のパンツを合わせるコーディネートです。動きやすく、かっちりした印象のクロップドパンツなら外出の多い営業職でも、デスクワークでも快適に働けます。
白やベージュなどの明るい色はこなれ感もあってオシャレですが、最初の1本はフレッシュさ満点のネイビーがおすすめです。緊張感のあるオフィスカジュアルを着ておけば、仕事で困ったことがあっても先輩が助け舟を出してくれるはず!
オフィスカジュアルでは、白や黒、ベージュやネイビー、グレーなどのベーシックカラーがコーデの軸になります。そのうえで深みのあるカラーを差し色にすれば、より大人っぽい印象に。
上のコーデはトップスのデザインこそ個性的ですが、落ち着きのある色味なので、周囲からの評価も上々。ベルトの金具がアクセントになり、洗練された印象ですね。
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オフィスカジュアルに慣れてきたら、ベーシックカラーを使ったワントーンコーデに挑戦してみては? 服装規定をバッチリ守っているのに、どこかアナーキーな雰囲気が漂い、周りから一目置かれる存在になれるかもしれません。
ふんわりとしたコーデが好きなら、花柄やドットなどのかわいらしい柄を、スタイリッシュに仕上げたければグレンチェックやストライプをコーデに取り入れると、自分らしいコーデが楽しめそうです。
個人の美的センスが活かされる職業では、かっちりしたコーデで個性を殺すより「自分はこういう人間です」と服装でアピールしたほうが、ビジネスが円滑になることも。
クリエイティブな職場では、オフィスでも自分に似合う服をどんどん着ましょう。パープルやグリーンなどの明るい色は体の面積の半分程度に抑えると落ち着いた印象に。スカートの丈は短くてもひざにかかる程度の長さがあったほうが品位を保てます。
どんな社風の職場でも、腕時計はシンプルで高級感のあるものをつけるのがおすすめ。シルバーやブラックなどの腕時計でコーデを引き締めて♪
初めてのオフィスカジュアルは、どのアイテムからそろえるべきかわからないのが本音ですよね。そんなときは、まずカバンを替えてみてはいかがでしょうか? お気に入りブランドのバッグを持てば、職場に向かうテンションも上がりそうです♪
A4サイズが入る大きさのトートバッグなら、資料やパソコンを持って取引先に訪問する際もバッチリ。マチの広いタイプだとペットボトルや化粧ポーチも入るので荷物がコンパクトにまとまります。取引先への訪問が多い方は、ベージュやグレー、ネイビーなどのベーシックカラーのバッグを、それ以外の方は好きなカラーを選んでみましょう。
コーチの豊富なラインナップの中でも、通勤カバンとして特に人気が高い「シティ」シリーズ。台形型のフォルムで荷物が取り出しやすく、持ち手が長いので肩にかけて使えます。A4サイズがすっぽり収まるサイズなので、大切な書類もきれいに持ち運べますね。
上品なレザーを使ったフルラのトートバッグ。マチが広く、開閉口にはマグネット式のフラップがついているので中身もしっかり隠れます。こなれ感のあるオフィスカジュアルを目指すなら、シックなフルラがおすすめです♪
ロンシャンのル・プリアージュは、もともとパリジェンヌの普段使い用に作られたバッグ。ナイロン製で軽く、使わないときは折りたためるのでサブバッグとしても活躍します。素材はカジュアルですが、色が落ち着いているので取引先でも好印象をキープできますね!
今回はオフィスカジュアルの基本を紹介しましたが、実際のオフィスで許される服装は、会社や部署によって大きく違うものです。「何を着てもいい」と上司が言い切るケースを除き、カジュアルすぎるアイテムを着るのは、最初のうちは控えておきましょう。
靴はパンプスが望ましいですが、足が疲れてしまう方は自席でスリッパなどに履き替えるのもひとつの手段です。自分の職種や社風に合わせて、センスと身だしなみが両立できるスタイルを見つけましょう!