PRADA（プラダ）の2021春夏コレクションはもうチェックしましたか？ ラフ・シモンズとミウッチャ・プラダが共同で手掛けた初のコレクションとして、世界のファッショニスタの間で話題となっています。そこで今回は、今こそ気になるプラダの最新動向を紹介。ラフ・シモンズを迎え、プラダはどのような進化を遂げたのでしょうか。
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ディオールやカルバン・クラインを手掛けた華々しい経歴で知られるラフ・シモンズ。彼がプラダに加わると発表されて以来、デビューコレクションを待ち望んでいた方も少なくないかもしれません。
2020年9月24日、そんなラフとオーナー兼デザイナーであるミウッチャ・プラダが共同でつくり上げた、プラダの2021春夏コレクションがついに発表されました。キーワードは「テクノロジー」「リアリティ」そして「サステナビリティ」。
ラフが「シーズン固有のファッションアイテムよりも、タイムレスな何かを表現する必要がある」と語った通り、今回の軸は、丁寧に作られ、長く着られるリアルクローズ。ファッション業界の大量廃棄問題を前に、サステナビリティとは何かを体現したコレクションとなりました。
中でも注目を集めたのが、スエット素材を使用したカジュアルなフーディーです。プリントされたグラフィックは、「ラフ・シモンズ」でラフが協業していたピーター・デ・ポッターによるもの。カジュアルで遊び心のあるデザインが、見る者に新鮮な驚きを与えました。
プラダがメインシーズンにスエット素材を使用するのは、実は今回が初めて。その他にもGoPro用のポケット付きバケットハットなどの特徴的なアイテムが、ラフの参画によるブランドの変化を物語っています。
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コレクションで発表されたバッグなどの小物は、現時点ではまだ種類が少なめのため、今後の動向に注目したいところです。今回発表されたレザーバッグは3タイプ。これまでのシルエットを基調に、サイズが縦方向に伸びて、よりトレンド感のある佇まいへと変化しました。従来品よりも軽量化されているのも特徴です。
ナイロンバッグは、斜め向きのポケットが左右に1つずつ付いたハンドバッグとバックパック。軽やかさのあるカジュアルなデザインで、ここにもリアルクローズを意識したプラダの意向が感じられます。
2021春夏コレクションの発売は年明け以降の見込み。発売を楽しみに待つとともに、ここで改めて定番シリーズの魅力を振り返ってみましょう。以下では、レディース／メンズそれぞれの定番バッグを複数セレクトしました。
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バリエーションが豊富で、さまざまなニーズに応えるプラダのバッグ。高級感のあるレザーバッグ、気軽に使えるナイロンバッグ、大容量のトートバッグといった多種多様なラインナップの中から、女性におすすめの4アイテムを紹介します。
ブランド定番の上質な型押しカーフスキン「サフィアーノ」を使ったトートバッグ。シンプルで飽きのこないデザインが魅力です。サイドのスナップを外し、広げたフォルムを楽しむこともできます。
こちらも型押しカーフスキン「サフィアーノ」を使用したショルダーバッグ。丸みを帯びたシルエットがフェミニンなコーデにマッチします。ショルダー部分を取り外して使っても◎。
なめらかな手触りと女性らしいキルティング模様が印象的なショルダーバッグ。フロントに輝くメタルロゴがアクセントを添えています。チェーン＆レザーのストラップは長さ調整が可能です。
大人気シリーズ「カナパ」のトートバッグ。キャンバス地で四隅に芯が入った造りで、形が崩れにくいのが特徴です。ユーズド加工のブランドロゴやサイドのロゴプレートが、高級感をしっかりとアピールします。
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プラダではレディースはもちろん、メンズアイテムも豊富に取り扱っています。ここでは男性におすすめのビジネスバッグ、性別・年代を問わずに使えるナイロンバッグを1点ずつ紹介します。
上質なレザーがビジネスシーンをエレガントに演出してくれる一品。小型のPCや書類、本などをすっきり収納できます。両手を空けられるショルダーストラップもポイント。
ブランドおなじみの高品質なナイロンバッグ。マチ付きで見た目以上の収納力を発揮します。バッグインバッグとしても使用できるので、さまざまな場面で活躍すること間違いなし。
ラフ・シモンズの参画により、方向性に変化が見られる現在のプラダ。2021春夏新作にワクワクする一方で、改めて定番アイテムの魅力に気付いた方も多いのではないでしょうか。過去も現在も私たちをときめかせてくれるプラダから、これからも目が離せません。
