「ダークムード」とは2019年秋冬コレクションで登場した赤や黒、紫の色使いのウエアに、ホラー映画のようなメイクを合わせたスタイルのこと。一見、難易度は高そうですが、ハロウィンパーティーのコーデにはぴったりのスタイルです！ 今回はコーデのポイントと、コーデに使えるブランドアイテムをご紹介します。
■ダークムードってどんなスタイル？
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2019-20年秋冬コレクションでは、数年続いていたストリートの流れに代わって、「クラシック」のトレンドが浮上しました。テーラードジャケットやトレンチコートなどを軸とする洗練された印象のスタイルはすでに流行していますが、おとぎ話の中から現代に迷い込んでしまったかのような「ダーク」なスタイルにも注目が集まっています。
「ダークロマンス」「ダークムード」と呼ばれるスタイルを深く掘り下げたのがPRADA（プラダ）です。プラダのコレクションでは、バラやハート、レース、リボン、稲妻などのモチーフをあしらったアイテムが多く発表されました。ランウェイではホラー映画の傑作「アダムス・ファミリー」に出てくるようなおさげ頭のモデルも登場し、「ダーク」そして「ロマンティック」というコンセプトを強く印象づけました。
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赤や黒、紫などのウエアをまとい、目元を中心に濃いメイクを施すスタイルを提案したのはプラダだけではありません。Burberry（バーバリー）やUNDERCOVER（アンダーカバー）などの人気ブランドも「ダーク」な雰囲気のスタイルを多く発表しています。
10月に行われるハロウィンパーティーは、大注目の「ダークムード」を試す絶好のチャンスです。キャラもののコスプレに飽きた方や、「子どもっぽくてついていけない」と内心思っていた方は、ファッション性やトレンドを重視した「ダークムード」なスタイルで、街を歩いてみてはいかがでしょうか？
■ただ怖いだけじゃダメ！「ロマンティック」な雰囲気を出すには？
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「ダークムード」の軸となるのは、パンクやホラー、ゴスを思わせるいかついウエアたち。しかし、重厚感や威圧感のなかにも、ロマンティックな要素を取り入れるのが特徴です。レース、刺繡など透け感のある素材で肌をチラ見せしたり、スパンコールやクリスタルなど光を反射するアイテムでキラキラ感をプラスしたりすると、今年らしいコーデになります。
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純粋さの中に「影」を内包するホワイトコーデもおすすめです。フリルやレース、花柄などロマンティックな要素を持つウエアには、黒やシルバーなどの小物を合わせましょう。
絵本の中から飛び出してきたかのようなイノセントな雰囲気のネックレス。品格のあるデザインでクラシカルなドレススタイルによく似合います。コーデのアクセントにおすすめです。
ヴィヴィアンウエストウッドのアイコンモチーフ「オーブ」はダークムード漂うアイテム。シルバーとブラックのストーン使いが、ゴージャスながら怪しげな雰囲気です。パーティーで映える大ぶりのサイズ感もポイントです。
■「ダークムード」に合うメイクは？
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ファッションが整ったら、濃いめのアイメイクで非日常感を演出しましょう。アイシャドーはミステリアスな雰囲気のブルー系が◎。まつ毛を強調すると女性らしいハロウィンスタイルに仕上がります。髪型はアップスタイルにすると、よりクラシカルな印象に。
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色味を抑えたホラー映画風のメイクも「ダークムード」のスタイルによく合います。その場合は顔回りが寂しくなるので大ぶりのピアスで中和しましょう。
キュートなモチーフピアスも「ダークモード」なコーデと合わせると、おとぎ話には欠かせない「わがままプリンセス」風に。パーツを取り外しても使えるので、普段のコーデにも合わせやすいでしょう。
ダークなブラックが印象的なピアス。ゴージャスな印象ですが色味が明るすぎないので、血色感を抑えたメイクともよく合いそうです。
■今年のハロウィンパーティーは「ダークムード」で参加して♪
名立たるファッションブランドが提案する「ダークムード」のトレンド。普段のコーデに取り入れるのは難易度が高いかもしれませんが、ハロウィンパーティーの装いにはピッタリです。
今年はアニメや映画のキャラクターのコスプレではなく、自分にしかできない「ダークムード」コーデでハロウィンを過ごしてみてはいかがでしょうか？
更新日：2023年9月26日
公開日：2019年10月6日
