国際的なスポーツの祭典が東京で開催される2020年は、人間らしく、情熱的な赤「ヒューマンレッド」を取り入れたファッションが流行すると見られています。大胆なイメージがある赤をコーデに取り入れる際はどんなことに気をつければよいのでしょうか? 今回はパーソナルカラーのタイプごとに似合う「赤」とその着こなしを紹介します。
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毎年「今年の色、来年の色」を発表している日本流行色協会は、2020年のムードを象徴する色として「ヒューマンレッド」を選定しました。ヒューマンレッドとは、人間ならではの豊かな感情や行動力、身体の躍動感、スポーツの高揚感を表現する鮮やかな赤色のこと。今年はトレンドカラーで「日の丸」にも通じる「赤」のアイテムを身につけて、お祭り気分を高めてみてはいかがでしょうか。
しかし、普段シンプルなファッションを好んできている方の中には、エネルギッシュな赤のアイテムをどう着こなせばいいかわからないという方も多いはず。特に肌の色がオークル系の方は、鮮やかな「ヒューマンレッド」のアイテムを顔回りに取り入れると、顔色が服に負けてしまう恐れも……。
そこで今回は、パーソナルカラー別に似合うレッドとコーデに取り入れる際のポイントを詳しくご紹介します。
レッドの中でもイエローベースの方に似合うのは、黄みがかった「オレンジレッド」「ブラウンレッド」など。温かみのあるレッドが血色感をアップして顔色をよく見せてくれます。
鮮やかでクリアな色が似合うスプリングには、黄みの強い「オレンジレッド(朱赤)」や明るい「ポピーレッド」などハツラツとしたレッドがおすすめ! コーデの差し色にすれば、スプリングが本来持っている明るく華やかな雰囲気がより引き立ちます。ぜひデニムと合わせてメリハリを利かせたコーディネートを楽しんで♪
黄みがかったこっくりカラーが似合うオータムには、レンガのような「ブラウンレッド」や赤錆のような「カッパーレッド」が似合います。トマトの色を少しくすませたような「ダークトマトレッド」もOK。
オレンジ系の濃い赤色はオータムの大人っぽく深みのある魅力を引き出すのに最適のカラーです。得意なベージュやオフホワイトなどの柔らかい色と合わせれば、派手になりすぎず着こなせますよ!
ブルーベースの方に似合うのは、青やピンク、紫に近いレッド。「ワインレッド」「ピンクレッド」「深紅」などの色が、肌の透明感をより引き立てます。
青みがかった色の中でも、くすみを感じるソフトな色がよく似合うサマー。「ラズベリーレッド」や「ローズレッド」など、青みピンク寄りのレッドが特にマッチします。落ち着いたイメージにしたいなら、ネイビーのアイテムと合わせて。これからの季節は、淡いグレーやホワイトと合わせた爽やかなコーディネートもおすすめです!
ビビッドでキリッとした冷たさを感じる青み系カラーが似合うウィンター。トレンドカラーのヒューマンレッドをかっこよく着こなせる大本命です。「深紅」や「ワインレッド」、混じりけのない「トゥルーレッド」など、インパクトの強いレッドに挑戦してみましょう。
真っ白、真っ黒のアイテムを取り入れ、コントラストの強いコーディネートを試してみるとオシャレ度が急上昇。あまり主張が強すぎるコーディネートは苦手という方は、バッグや手袋、ストールなどの小物でレッドを使い、アクセントにしてみて♪
ここからはコーデの差し色にぴったりのレッド系バッグをご紹介します。スポーツ観戦用のバッグにいかがでしょうか?
黄みがかったクリアなレッドはパーソナルカラーが「スプリング」の方にオススメ。お財布、スマホなどを入れて身軽に出かけられるサイズで、コンサートやテーマパークへのおでかけにピッタリです。
くすみ感のあるレッドはイエベの中でも「オータム」の方によく合います。パーティーでも使えるシックなデザインですが、ラフなジーンズスタイルのアクセントとして使っても◎。
熟れたスイカのようなレッドは「サマー」が得意とするカラー。グッチのロゴと大きめのタッセルがインパクト抜群です。
「ウィンター」にオススメなのは、深紅のカラーが上品なミュウミュウのショルダーバッグ。大注目のマイクロシルエットでコーデをラグジュアリーに彩ります。
鮮やかさが特徴の「ヒューマンレッド」は、パーソナルカラー「ウィンター」の方に特におすすめのカラーです。ヒューマンレッドをコーデに取り入れる勇気が出ない方は、自分に似合う赤のアイテムで流行に便乗しましょう!