ライフスタイルにプラスになる、ファッショナブルな情報を発信。-abox-

2,158

Y2Kファッションで人気沸騰!ラグジュアリーブランドの名バッグ

最近では2000年ごろのトレンドにインスパイアされた“Y2K(Year 2000)ファッション”が注目度急上昇中。ラグジュアリー界でも、かつての名作シリーズを現代のデザイナーの手でよみがえらせたリバイバルアイテムが注目されています。これらはクラシカルでありながらモダンさも感じられるのが大きな魅力。今回は、そんなアイテムの数々をブランドごとに紹介します。

■タイムレスに愛されるFENDI(フェンディ)の名作「Baguette(バゲット)」


Original Update by Instagram

1925年にイタリアのローマで創業したFENDI(フェンディ)。上品でありながらスタイリッシュなアイテムの数々は、大人の女性はもちろん10代、20代からも人気があります。最近では、有名ブランドVERSACE(ヴェルサーチ)やアニヴェルセルカフェ 表参道とのコラボなどでも注目を集めています。

1997年に生まれた「Baguette(バゲット)」はフェンディの代表作の一つで、ミニマルでエレガントな見た目ながら実用性も備えているのが魅力。人気ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」でメインキャストが愛用していたことでも知られています。

90年代に一世を風靡したバゲットですが、生まれ変わって復活したのは2019年のこと。ストラップのデザイン変更、サイズ展開やバリエーションの拡大など現代風にアップデートされました。デザイナーによって再解釈されたバゲットは、タイムレスなアイコンバッグとして今なお多くの人に愛されています。

FENDI(フェンディ)一覧はこちら

■オールド・セリーヌで人気のマカダムがアップデート「Triomphe(トリオンフ)」


Original Update by Instagram

パリ発のラグジュアリーブランドCELINE(セリーヌ)。セリーヌには、パディントン、ラゲージ、カバなどさまざまなアイコンバッグがありますが、近年多くの女性から注目を浴びているのが2019年に登場した「Triomphe(トリオンフ)」シリーズです。

アルファベットのCを背中合わせに並べたようなこのデザインは、凱旋門を囲む鎖からインスパイアされたもの。1972年にブランド創設者の車が偶然にもエトワール広場で故障した際、目に留まった鎖のデザインをブランドの象徴にすることを決心したといわれています。

過去にはマカダムシリーズなど一部で使用されていたトリオンフデザインですが、2019年に現在のデザイナーを務めるエディ・スリマンが大きくフィーチャーしたことで話題を呼びました。より現代的でアイコニックにアップデートされたトリオンフは、モダンでありながらクラシックさを感じさせてくれる魅力的なアイテムです。

CELINE(セリーヌ)一覧はこちら

■PRADA(プラダ)の名作が続々とよみがえる「Re-Edition(リエディション)」


Original Update by Instagram

1913年の創業から100年以上にわたりラグジュアリー界のトレンドをけん引してきたPRADA(プラダ)。現在は、創業者の孫であるミウッチャ・プラダに加えて、ラフ・シモンズが共同クリエイティブ・ディレクターとしてデザインを行っています。

2020年に登場した「Re-Edition(リエディション)」は、過去のアーカイブから着想を得てデザインされたナイロンアイテムのシリーズ。豊富なカラーバリエーションとトレンドライクなサイズ感で世界中のファッション通から支持されています。

アイテムにはRe-Editionと刻印されたキーホルダーが付属しており、持ち手が短めでクラシカルな雰囲気の2000と、斜め掛け可能でスポーティな印象の2005で異なる味わいを楽しめます。自分好みのRe-Editionシリーズを探してみてはいかがでしょうか!

PRADA(プラダ)一覧はこちら

■LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)の創業年をフィーチャー「SINCE 1854」


Original Update by Instagram

LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)といえば、「LV」のモノグラムデザインが有名ですが、それをアップデートしたのが、2020年に登場した「SINCE 1854(シンス 1854)」シリーズです。その名の通り、ルイ・ヴィトンの創業年である1854年にちなんだデザインとなっており、定番のモノグラム・フラワー モチーフに1854という数字を自然に落とし込んだジャカード織りのテキスタイルが特徴。数字の8が花びらのようにデフォルメされているのもポイント!

SINCE 1854のデザインはバッグだけでなく、スニーカーやサンダル、ハットなどにも取り入れられています。ルイ・ヴィトンの歴史が感じられる新しいモノグラムデザインは、コーデをスタイリッシュに彩るアクセントにもピッタリです。

LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)一覧はこちら

■馬の鞍からインスピレーションを得たDior(ディオール)の人気デザイン「Saddle(サドル)」


Original Update by Instagram

Dior(ディオール)は、1946年にクリスチャン・ディオールによってフランスで創設されたブランドです。近年では、NIKEのスニーカーをはじめとしたストリートカルチャーや、SACAI(サカイ)といった有名ブランドとのコラボレーションでも話題を集めています。

ブランドの歴史を語るうえで外せないのが「Saddle(サドル)」。2000年の春夏コレクションで発表されたデザインで、馬の鞍から着想を得た独特な形が大きな特徴です。ビヨンセをはじめとした著名人やセレブが愛用したことで、発表からたちまち大ブレイクしました。

その後しばらくサドルは廃盤となっていたものの、2018-19年秋冬シーズンにサイズやデザイン展開、スタイルを新たに登場。再びディオールのアイコンバッグへ返り咲き、多くの注目を集めています。

Dior(ディオール)一覧はこちら

■現代風にリバイバルした名作でY2Kファッションに彩りを!

過去に人気となった名品をリバイバルしたアイテムは、モダンとクラシックが融合した新しい魅力を感じることができます。いつまでも色あせることの無いブランドの魅力が詰まったアイテムで、ファッションにアクセントを加えてみてはいかがでしょうか。

Y2Kファッションで人気沸騰!ラグジュアリーブランドの名バッグTakashi -タカシ-

関連記事