クリスマスにバレンタインデーなど、誰かにプレゼントを贈るイベントが盛りだくさんの冬。どんなプレゼントを渡すかは熟考するのに、プレゼントの第一印象を左右するラッピングはお店任せという方も少なくないのではないでしょうか?
そこで今回は、手作り品や、複数のお店で買ったものを1つにまとめるときに使えるセルフラッピングのテクニックをご紹介します。プレゼントを可愛く包んで、贈る相手をワクワクさせましょう!
オーブンで焼き菓子を作るときなどに使うクッキングシートを使えば、オシャレな包装紙や英字新聞がなくても、スタイリッシュにプレゼントを包むことができます。表面はツルっとしていますが適度に丈夫なので、切ったり折ったりするのも簡単。上の画像のように袋状にしてプレゼントと手紙をまとめたり、包装紙の要領で箱を包んだりすると、中身が少しだけ透けて開けるのが楽しみになりそうです。
もともと調理用品であるクッキングシートは、お菓子ラッピングとの相性も抜群。ブラウニーなどのお菓子はクッキングシートにくるんでから可愛い袋に入れて贈れば、包装も汚れず、食べる時も楽ちんなので相手にも喜ばれます。
最近は無地だけでなく、おしゃれな柄や色がついたクッキングシートも出回っているので、100円ショップなどでお気に入りの柄を見つけたら包装用に多めに買っておきましょう!
手編みのマフラーやセーターをプレゼントするなら、市販品の包装をマネして高級感を出してもいいでしょう。クラフト紙を帯状にして巻いたり、オリジナルのタグを作ってつけたりすると、手作り品も専門店仕立てに様変わり。ほんのひと手間で印象がグンとアップするので、ぜひ試してみたいアレンジです。
上の画像のように、透明な袋の上部を二つ折りにした紙で挟んでホチキス止めをするのもオシャレ。紙を1枚くっつけるだけでプレゼントが洗練された印象になります。旅行先で買ったお菓子のおすそ分けにも使えるし、ピアスやブローチなどの手づくりアクセサリーの包装にもいいですね。中に可愛い台紙をいれるとさらに見栄えが良くなりますよ♪
「お店のラッピングは子どもっぽい」「もっと大人っぽくアレンジしたい」と考えるなら、植物を使ったアレンジがおすすめ。シンプルな紙で包装した箱にドライフラワーを添えると、お店のクオリティを越える上品なプレゼントが完成します。
植物で四季の移り変わりを楽しむのは、古くから続く大人のたしなみ。クリスマスにはヒイラギ、送別会には桜などイベントに合った素材を選びましょう。
記念日に彼にもらった花束を乾燥させておいて、バレンタインのプレゼントに添えるといった粋なアレンジもいいですね。お花はマスキングテープでちょこんと留めても、ヒモで結んだ後にリボンでまとめてもかわいく仕上がります♪
オシャレな雑貨屋さんでつい買ってしまうペーパーナプキン。買ったはいいものの使いきれずに放置しているものがあれば、プレゼントの包装紙としてここぞとばかりに活用しましょう。瓶や缶など円筒状のギフトを包むときは、ある程度柔らかい紙のほうがきれいにキマります。ナプキンの余った部分は上でまとめてリボンをつけると、手抜き感もゼロに!
三角形のシルエットの中に「一体何が入っているの?」とワクワクしてしまうようなテトラ型ラッピング。一見難しそうな構造ですが、封筒があれば誰でも簡単に作ることができます。
《作り方》
1:封筒を正方形型にカットする
2:オモテとウラの中央をつまんで引っ張る
3:封筒の左端と右端を合わせたらホチキスやマスキングテープで留めて完成!
手ごろな封筒がなければ、折り紙やクッキングシートなどの紙で正方形の袋を作ってからテトラ型に留めてもいいでしょう。まずは失敗してもいい紙で練習して、サイズ感を調整してみてくださいね!
バレンタインやハロウィンなどで、大量にプチギフトを作るときは、2枚の紙をししゅう糸で縫い合わせる斬新なラッピングを試してみては?ミシンを使って縫い合わせれば短時間で大量生産も可能です。紙を糸で縫うアレンジは、クッキングシートで封筒を作るときやテトラ型封筒の口を留めるときにも使えますよ♪
今回紹介したラッピングのアレンジは、包装紙やリボンを買い忘れても家にあるもので完成させられるものばかり。ほんのひと手間でプレゼントの印象はがらりと変わるので、プレゼントを贈る機会にはラッピングにもこだわってみてくださいね♪