(こちらの記事の写真は、2020年9月下旬頃に撮影されたものです)
こんにちは、吉田タイスケです。この秋、感染対策は徹底した上でコロナ禍の中、パリコレが戻ってきました。2021年春夏コレクション、ほとんどのブランドがオンラインでのバーチャルショーとなる中で、実際にショーを行ったメゾンの会場前でスナップを撮影してきました。今回はその筆頭となったディオール。雨のチュイルリー公園からです。
リヴォリ通りを歩いて、会場へと向かいます。
パリ最古の庭園であり、数百年前は王宮庭園だったチュイルリー公園。今はすっかり市民の憩いの場所となっています。
おなじみのくつろぎ椅子。
さて、ショー会場はそんな公園の一角です。
巨大なディオールキューブ。あいにくの雨の中、ゲストが次第に集まってきます。
もちろん、ご希望ならディオールボーイズ(?)が傘を差しながら。
こちらのお二人は黒でシックに。
貸し出された傘にもディオールマーク。コートとスカートのフリンジが軽やかです。
こちらは曇り空にブルーグレーが映えていました。
足元には「J’adore(〜が大好き)」をもじった「J’ADIOR」 。
小物にも注目。アイコンバッグが姿を変えた、ディオール・レディ・ディーライト。
もう雨の粒が、黒背景だと写真に写ってしまうくらい本降りなんですが、スナップは続きます。ショートカットにツナギ(?)ファッションが似合いすぎるマダム。バランスの良いスタイルじゃないと、難しそうな着こなしです。
こちらはヴィンテージテイストが素敵なコーディネイト。
足元は編み上げタイプのブーツ。今年はよく見かけます。
こちらではディオールボーイズがご案内中。
ショート丈のトレンチに、同色のバッグとブーツがお似合いでした。
写真の背景も含め金色と黒がよく似合う、ディオールのエレガンスを体現するようなマダム。左手につけたマリッジリング以外、アクセサリーもないのに何だか高貴です。ディオールボーイズさん、自分よりも御婦人に傘を差してあげナイト。
こちらは黒髪に呼応するような、モノトーンコーディネイト。
足元も二色使いです。
こちらも全身黒コーディネイトですが、素材感のあるカモフラージュ柄のようなツーピース。
会場前の広場は、こんな感じです。カメラマンは傘なしでがんばります。
ディオール以外でも、あちこちで見かけたお二人。
ロングコートの肩掛けが様になるマダムは、おそらく隣の人の分までサドルバッグ2つ持ち。
綺麗に日焼けした肌に白い歯が爽やかです←着こなし関係ない。大きめのチェックにミニスカートが若々しい印象。足元はロングブーツかと思いきや、ソックスでした。
そして会場入り口では、「ファッション産業が環境に負荷を与え、貧富の差をまさに産み出している!」と主張する団体が。フランスらしい一コマです。主張も自由。
雨がやむ気配のない、コンコルド広場。
その広場にて、立ち姿がキリッとハンサムなマダム。フランスでいうところの「女性の美しさ」には「強さ」が含まれていると、いつも思います。
対して、こちらはちょっと魔法が使えそう(←?)な雰囲気のコーディネイト。
石畳でも、足元はピンヒールです。
コンコルド広場の一角にて。車を降りるとすぐに傘を持ったディオールボーイズがお迎え。
というわけで、雨にもマケズ、パリコレが復活した記念すべき一日。ディオールのショー会場前からお届けしました。次回もどうぞお楽しみに。