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ヨーロッパ写真日和VOL.114『番外編はインドネシア。バリ島にある、天空のランプヤン寺院へ』

こんにちは、吉田タイスケです。今回のヨーロッパ写真日和は番外編で神々が集う島、インドネシアはバリ島からお届けします!
どうぞどうぞ、まずはフラワーバスで身を清めてください(星のやバリのスパから)。

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素朴な自然が残る、ロンボク島のビーチ。

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クロボカンのホテル、朝焼けのプールから。3031mと最も標高が高く、聖なる山と称されるアグン山を望みます。
かみさまかみさま、写真がもっとうまくなりますように、、←邪念。
http://kokonutsuites.com

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あらゆる「聖なるもの」に囲まれる島。その地で独特に発展を遂げたバリ・ヒンドゥー教において、11世紀に建てられ、最も重要な寺院のひとつとして数えられるのが、北東部スラヤ山に鎮座するこちら、ランプヤン寺院です。標高1000mに位置し、「天空の寺院」、「光の寺院」と呼ばれています(ランプ=光、ヤン=最高神)。

写真では太陽が中心にないのが残念ですが(太陽神を祀っている)、この見上げる入り口からもう、「この先は異界じゃけん(←なぜか広島弁)」というオーラがバシバシ出ています。バリ島のあちこちにある割れ門(山を二つに割ったような形をしていて、ここを通ることで邪気が浄化されるという)が、ワープゲートのようです。

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境内に登ると、ちょうどお祈りをしているところでした。

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あまりお邪魔にならぬよう、後ろから。かみさまかみさま、アクセスのために聖なる一枚を宜しくお願いします、、。

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お祈りを唱えながら、祭司がお供えものに聖水をふりかけます。

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バリ島に行けば必ず、一日中どこでも目にするのが、この色鮮やかなお花のお供え。市場でもたくさん花を売っています。神々がいたるところに宿るバリでは、祠はもちろん建物や車の前、道端、ありとあらゆるところにお供えものが置かれ、調和と平穏が祈られます。入れ物はバナナの皮でできていて、そのまま朽ちて自然に還ることが前提なのだとか。お供えも、大きな循環のひとつなのですね。だから、うっかり踏んでしまっても大丈夫、、、だそうです←何度かやった人。

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お祈りが終わると、祈っていた人たちはさらに高い場所にある寺院へと向かい(頂上は1000段登りきったところにあるそうで、僕らはそこまで向かいませんでした、残念)、すぐに次のグループの人たちが下から登ってきます。観光客はむしろ少なく、地元の人たちの祈りの場所という印象です。

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えーっと、右の美しいマドモワゼルが手にしているのはコーラ、、だよね。それもお供え??

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インドネシアの女性が正装として着る「クパヤ」の刺繍も美しい。南国の花に囲まれて、鈴の音が響く祈りはどこか華やかで、甘い香りがします。

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境内がある場所から、通ってきた割れ門を見下ろす風景。

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そしてこちらが、バリ島でいちばん旨いと言われるバビ・グリン(豚の丸焼きごはん)を見下ろす風景、、←オイ。光の寺院から、いきなり豚丸焼きになりましたが、さにあらず。元々はこの豚の丸焼きも、バリ・ヒンドゥーの儀式に際して供されるもの。全てはつながっているのです(ドヤ顔)。

ランプヤン寺院と同じくらい(?)、印象に残ったのが、この豚の丸焼きごはん。食べると汗がとまらないくらい辛いんですけど(辛いもの苦手。今写真を見ているだけで、汗が出てくる)、これを食べながらのビールがまさに「天空のバビ・グリン」です←むりやり。中でもウブドゥにあるイブ・オカというお店に定評があります。ぜひバリ島を訪ねた際は、寺院とセットで足を運んでみてください。

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イブ・オカで働く皆さん、ごちそうさまでした。またバリの神さまと、バビ・グリンと、あなた達に会いに来ます。
次回はパリのスナップか、春のシチリア島からお届けする予定です。どうぞお楽しみに。

ヨーロッパ写真日和VOL.114『番外編はインドネシア。バリ島にある、天空のランプヤン寺院へ』staff

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