こんにちは、吉田タイスケです。南アフリカから12時間、今回は秋晴れのパリからストリートスナップをお届けします。
青空に映えるノートルダム寺院の川向こうにあるのは、60年以上の歴史を持つ老舗英語系ブックショップ「シェイクスピア&カンパニー」。右側のムッシューの机には「雇われ詩人、お代はお好きな分だけ」と書かれています。ちょっとお願いしたくなりますね。
SHAKESPEARE AND COMPANY
https://shakespeareandcompany.com/
ブックショップの窓に映るパリ。
ピクニックもできそうな陽気。ちなみに、こちらの多くの人はレジャーシートとか、そういうものがなくても平気で地面に腰掛けます、、。
ブックショップ「シェイクスピア&カンパニー」の横にできたカフェ。英語圏らしく、各種パイが食べられます。
ファッションの雰囲気も、英語圏の人達が集まる場所は、またちょっと違う感じです(←うまく説明できない)。
見上げる青空。最近、室内の窓から外を切り取るのが気に入ってます。
いつかも書いたと思いますが、パリで「サードウェーブ系」のコーヒーを出す店は、ここ数年で急に増加しました。
そして、それらの店には感度の高い人が集まる=お洒落な人も多く、周りの界隈にもそういう人、店が集まる、、ということで、一つの観光スポットの目安になるのではというのが持論です(吉田タイスケ調べ)。それはパリに限ったことではなく、世界のどこでも同じです。コーヒー専門誌の撮影でいろいろな国に行きましたが、どこでも「美味しいコーヒーショップにはお洒落な人が集まる」「その周辺の雰囲気も良い」という法則は共通しています。いつか、パリのオススメコーヒーショップ巡りもやりますね。
とりあえず、自分がいちばん好きなコーヒーショップはLomiというところで、シェイクスピア・カフェもそこの豆を使っています。
Café Lomi
https://www.parisbouge.com/place/1572
さて、コーヒーを飲んだらそのままサンジェルマン・デ・プレへ。珍しくアメリカンなタクシー(実際はタクシーではないと思いますが)が止まっているパリ6区へ移動しました。
ギャラリーが立ち並ぶセーヌ通り。
待ち合わせたカフェの窓から。
この日は晴れていましたが、パリもすっかり秋模様。防寒に上着やスカーフは欠かせません。ちなみに、秋のパリといえばトレンチコートです。
写真のマダムはキャメル色ですが、基本はベージュ。ベージュのトレンチにパンツルック、足元はスニーカーで小さめのショルダーバッグ。これであなたもパリジェンヌ←またか。
パリ市は相変わらず市街から車を減らそうという施策を続けています。自転車道の整備も進み、自転車で移動する人も増えました。
タバコは男のアクセサリー、なんていう言葉は時代と共に消え去りました。フランス全体の調査では未だに男性の方が女性よりも喫煙率が高いのですが(男性36%、女性28%)、パリに限れば女性の方が多いんじゃないかと思っています。
通りすがりのウィンドウ。
サンジェンルマン大通りにて
そういえば、若い人達の間ではゴヤールのトートバッグをカジュアルに合わせる、というファッションをよく見かけました。そして8割以上がパンツルック。
世界最古の百貨店、ボン・マルシェ前にある公園から。ケープタウンに続き、秋のパリ散歩をお届けしました。
次回は蚤の市からお届けする予定です。どうぞお楽しみに。