こんにちは、吉田タイスケです。10月初旬に催されたパリコレ2022SS、今回は連日の雨。過去を振り返って、これだけ雨に見舞われた日程も珍しいんじゃないかと思えるほどです。そんな雨ニモマケズ、風ニモマケズ、今回の写真日和はシャネルのショー会場前からファッションスナップをお届けいたします。
会場はエッフェル塔を望むシャン・ド・マルス公園の一角に設置された、グラン・パレ・エフェメール。普段は1900年のパリ万博に合わせて建てられた、ガラスと鉄の組み合わせが優美な展示会場グラン・パレで催されるのですが、現在修復中のため、エコな素材で作られた「グラン・パレ・エフェメール(一時的なグラン・パレ)」がその舞台になります。
それにしても雨ですが、シャネルのエレガンスはむしろ際立っていました。
「まだ私のことを想っている?」セレブゲストを一目見ようと集まったギャラリーも、傘にレインコートが並びます。
このご時世、招待ゲストも入り口でワクチンパスポートの提示が求められます。
足元からカチューシャまで、シャネルで揃っているマダム。
こちらはデニムのサロペットにベレー帽がお似合いです。揺れるブロンドヘアはジュエリーのようでした。
今回のコレクション招待状。
こちらはショート丈のトレンチ風ジャケットが目を引いていました。
こちらはモノトーンにまとめたコーディネイトの中で、メゾンの象徴とも言えるマトラッセ、ネックレスのモチーフにも使われているチェーンがお似合いなマダム。
さて、いくつかバッグのみご紹介。ほんとにさまざまなタイプがありました。
遊び心あふれるカラフルなものも。
こちらはクラシックなキャメルに、チェーンはシルバーで。
エナメルボトムとアイコンチャームバッグでロックな印象も。
パールチェーンがゴージャスなマトラッセ 。
こちらはメゾンのバイカラーシューズを彷彿させるコンビカラーがエレガントでした。
明るいツイードチェックが可愛らしいバッグ。
ゴールドのミニショルダー。まだまだありますが、キリがないのでバッグ紹介はこの辺で、、。
雨風が強まってきました。黒がメインでも厚底にショートパンツ、インナーはグリーンのツイードと軽さを感じるコーディネート。
こちらも華やかなツイードワンピース。雨の中でポーズをとってくれました。
こちらはショルダーバッグがNo,5のボックス型。足元のバイカラーも効いています。
ハリウッド風(イメージ)。傘が小道具として役立っていますね。
こちらはこの悪天候の中で真っ白なコート。黒が多い中で、一際目立っていました。
ツイードのジャンプスーツ。創業当時、ファッションにはタブーとされていた黒をモードにしたココ・シャネル。女性の解放をコンセプトとし、古い価値観にとらわれないその自由さに、赤のマニュキアとルージュがよく似合っています。
さて、ここからはショーに参加したモデル私服のスナップ。ショーが終わってリラックスした雰囲気の三人。
モデルはどんな色、どんなデザインでも、そのスタイルで着こなしてしまうイメージがあります。
ショッキングピンクも、柄物も。
ショーの華やかさに比して、モデルはラフなスタイルで足元はスニーカーという組み合わせが主流です。
また、モデルのリアルファッションはパンツルックがメイン。こちらは青空から色を移したような鮮やかさ。
というわけで、雨天決行。シャネルのプレタポルテ・ショー会場前からスナップをお届けしました。次回引き続きパリコレ、ミュウミュウの会場前からファッションスナップお届けする予定です。どうぞお楽しみに。