こんにちは、吉田タイスケです。紅葉のパリ、前回に引き続きパリ・プレタポルテ・コレクションのショー会場前からファッションスナップをお届けいたします。今回はミュウミュウの会場となったイエナ宮殿前から。
1937年のパリ万博に合わせて建設されたアール・デコ様式の建物で、現在は様々な催し物に利用されています。
さて、多くの人で賑わう会場前から。こちらは艶めくスパンコールを交えたドレスにニット帽。今季の秋冬コレクションからですね。
ミュウミュウといえば、斬新、遊び心、アヴァンギャルド且つ官能的というキーワードがすぐに浮かびます。こちらはオーバーサイズのアウターで「ちぐはぐ」に。
相変わらず有名人には疎いのですが、雪の結晶が形になったようなスカートを身につけているこちらの方は、ギャラリーからサインを求められていました。
全身に星がちりばめられたワンピース。
華奢なスタイルに見えて、全体に鋲が配され肩紐にもコーンスパイクと、実はハードなギャップがあるワンピース。
エレガントなスパンコールドレスですが裾はフリンジ、バッグは可愛いガマ口というバランスがミュウミュウらしいです。
どこか「少女」を思わせるようなスタイルも、今回のゲストに多く見られました。
こちらはまるでセーラー服にカーディガン。日本の影響でしょうか、、。
こちらはフリルに白の丸襟がクラシックな印象のワンピースで、お嬢様風(イメージ)。つま先の白が、襟元と呼応しています。
こちらもどこか制服感があります。男物?と思えるオーバーサイズのジャケットがユニークです。
ギャラリーから一際人気を集めていた、ツインテール女子。おそらく有名人の方だと思われるのですが、、(←疎い)。
スポーティなトップスにハイヒール。ミュウミュウらしさはアンバランスと見抜きました←えーと、誰ですか。
こちらは細かいプリーツが入ったチュールスカートが、シックな印象。
ミニマムなトップスに、インパクトありすぎるサイズのボトム。ミュウミュウではこのバランスのさじ加減が、着こなす側にも要求されているように思えてきます。
こちらも定番中の定番なハードブーツ。フェミニンなトップスに合わせるだけで、もうミュウミュウです←表現。
こちらはリボンで可愛らしさを演出しながらも、官能的なカッティングでバランスを。
再びセーラー服です。これも子供っぽさと大人っぽさのミックスでしょうか。身近なモチーフすぎて、正直ちょっとわかりません←オイ。
こちらは素材感とナチュラルトーンでシックにまとめている中で、、
もふもふブーツ!まるで熊の足のようですが、これもアンバランスなバランスということで。
赤のキルティング生地のセットアップ、ミニスカートにはやはり定番ブーツです。
こちらは別コーディネイト、定番ブーツの足元だけに寄ってみました。
こちらも今年の秋冬コレクションからのコーディネイト。差し色ニットが可愛らしいですね。
ポーズも上下モーヴカラーも若々しい、こちらの女子はギャラリーから熱狂的な声援を受けていました。サインも多くせがまれていたのですが、どなたでしょう、、←でました。
前半にご紹介した方と同じ、シンプルだけど一部ハードなワンピース。足元は厚底スニーカーでバランスを崩します。
ミュウミュウルックの提案はオーバーサイズなものも多いんですが、それがどこか子供っぽさ、あどけなさに通じているように思います。インナーは大人っぽく、アウターはオーバーなイメージでアンバランスにしやすいのかなと。
さて、ショーが終わってゲストをお迎えのドライバーさんたち。赤い傘はわかりやすいですね。
2021秋冬コレクションのニット。山ガール、森ガール、雪ガールかわかりませんが、ピン留めしたヘアスタイルといい日本ウケしそうな可愛さです。
先ほどの差し色グリーンニットのコーディネイト。さまざまな素材の組み合わせがミュウミュウっぽいです。前回コレクションでミウッチャ・プラダが言ったように、アヴァンギャルドやアンバランスに込められているものは「勇気」。招待ゲストの人たちは、ミュウミュウの洋服からエネルギーを受け取っているように思えました。ファッションはひとつのスタイル、メッセージというわけで、パリコレ・ファッションスナップでした。次回の更新もどうぞお楽しみに。