こんにちは、吉田タイスケです。今回でパリコレ2022 S/Sプレタポルテ、ファッションスナップは最終回。最後はルーブル美術館、ルイ・ヴィトンのショー会場前からお伝えします。
ルーブルの回廊がショー会場となっていて、ピラミッド周りの広場はゲストと関係者以外入れないエリアです。
車と人でごった返す会場入り口前、ゲストを囲む人の数が他の会場とは比較になりません。また、フォンダシオン・ルイ・ヴィトンの影響か、ゲスト自身も歩く現代アートという趣の人が多いような気がします。いつかのヴォーグのインタビューで現アーティスティック・ディレクターのニコラ・ジェスキエールが「ファッションの大切な役割は未来への欲望を生み出すこと」と言っていましたが、招待ゲストも含め、どこのブランドよりも時代の最先端を走っている感じが現場から伝わってきます。
漂う「普通ではない感」←語彙。
こちらは黒茶コンビのレザージャケットがお似合いなマダム。
上下モノグラムのセットアップ。
一際目立っていたキアラ・フェラーニ。会場前でセレブを一目見ようと集まる人たちが、すごい数になっていました。
クルーズコレクションのドレープが美しい装いは、フランス人女優のステイシー・マーティン。
ちょっと名前が分からなかったんですが、騎士風ジャケットがお似合いなマダム。ムービーカメラと一緒に車を降りて来ました。
全身ルイヴィトンのゲストが多い中、バッグあれこれもピックアップ。
どんなコーディネイトにも合いそうなプティットマル。
こちらはシックなオリーブグリーンのカプシーヌ。
こちらはバッグではありませんが、手首に巻くバッグタイプのチャームでしょうか。
伝統的なトランクの内側をデザインモチーフにしたマルタージュ。
ツイストロゴも、すっかりお馴染みです。
裏地にモノグラムが配された、ケープコート。
こちらは流行色のグリーンが目を惹きます。
全身白、全身プリーツで爽やかなマダム。
落ち着いたブルーのロングドレス。
歴代フランス王が王宮として使用してきたルーブル宮殿。現在はルーブル美術館ですが、ファッションだけに止まらないルイ・ヴィトンが2017年にファッションブランドとして初めてこの場所をショー会場としたのは、象徴的な出来事でした。やはりルイだけに、、(←すいません)。コロナ禍以前の活気が戻ってきたかのような、パリ・プレタポルテコレクションでした。次回はパリのストリートスナップをお届けします。どうぞお楽しみに。