こんにちは、吉田タイスケです。先日『エミリー・イン・パリ』のシーズン2を見ました。ドラマを見ながらここはパリのあの店だ、あの橋だとロケ地探しをするのが密かな楽しみです。それにしてもキラキラなパリですね。今回はエミリーとはちょっと離れて、リアルパリジェンヌのスナップをお届けします。
モンマルトルで犬の散歩中だった、メーキャップアーティストのアレクサンドラ。コートはヴィンテージ、パンツはthe kooples。
黒白チワワのレオン君。アレキサンドラの足元はドクターマーチン。レオンという名前は、リュック・ベンソン監督の有名な映画「LEON」からとったもので、まさにその撮影が行われたアパートに暮らしているそうです。
ヤンキースのキャップは、ニューヨーク旅行をした時に購入。
ネックレスの文字はLOVEでも彼氏のイニシャルでもなく、愛犬の名前。
こちらは歩いていると、時折見かけるパリのストリートアートのひとつ。『愛は力だ』。
続いては、彼とデート中だった学生のカルラ。コートはIRO、デニムはZara、ブーツはJonas。
バッグはシャネル。女性を解放し、新しいエレガンスを打ち出したシャネルのストーリーに共感して、好きになったそうです。
ピアスもシャネル。
今日はデートのせいか、アクセサリーはロレックスの時計、カルティエのブレスレット、シャネルのリング、、と学生時代からエレガンスを身につけるカルラでした。
こちらはお散歩途中に一枚お願いしたお二人。どちらもIT系にお勤めのパリジェンヌで、二人ともコートはmangoです。
向かって左、エレナのバッグはプラダで、、
右のゾエのサングラスもプラダ、といろいろお揃いなお二人。
カジュアルな足元にクラシックな巻き方のスカーフ。ミックス感がいいですね。
赤いベレーとバッグのストラップが印象的なのは、食品関係の会社に勤めているエヴァ。コートはディオールヴィンテージ、
バッグもディオール 。
ヴィンテージ好きのエヴァ。ベレー、スカーフ、シャツもそれぞれヴィンテージです。この日は買い物の途中。
ルイ・ヴィトン、ヴァンドーム広場店のウィンドウ前で記念写真を撮っていたのは、美術館を観賞後、お散歩中の仲良し親子、イレーヌとキャロリーヌ。コートは二人ともお揃いで& Other Stories。
イレーヌママンのバッグはシャネル。こうして娘へと受け継がれていくのでしょうか。
エレガントだから好き、というキャロリーヌの帽子はディオール。
大判のマフラーが今っぽい装いなのは、この広場の近くに暮らすカッサンドラ。雨が上がったので、ちょっとお散歩に。コート&デニムはmango。
色が好きというカッサンドラ。ピンクに合わせてマフラーの差し色がカラフルです。
続いてゆるいシルエットが可愛らしい、笑顔の絶えない二人はスペインからパリに引っ越してきたばかり。Mangoやzaraなどのファストファッションを着ながら、自分のスタイルを模索中。
とにかく今はパリに来て4ヶ月なので、毎日が楽しいという二人。ようこそパリへ!
こちらはアート関係で働いているアリナ。インパクトのあるコートは何とZaraでした。
バッグは友人が手がけたもの。
広場を颯爽と歩いていたのはロシア風の帽子が冬らしい、シャネルで働くレア。オルセー美術館に立ち寄った帰り道です。コートはines de la fressange。
ブーツはシャネル。
バッグはコンビカラーがエレガントな、シャネルのマトラッセ 。
インナーはざっくりとした袖なしニットがお似合いです。こちらはヴィンテージ。シャネルは働き始めてまだ一年だけど、どのブランドよりも質と気品を兼ね備えているところが好き、と話していました。
こちらはフランス語、英語の翻訳を仕事にしているミシェル。ボリュームを持たせた襟元が印象的です。
家族は皆アメリカに住んでいるミシェル。髪をまとめているスカーフの巻き方は、アフリカのカルチャーを知る叔母から教えてもらったもの。『受け継いでいく』って良いですね。彼女にとても似合っています。
以上、ファストファッションからハイブランド、デートからご近所のお散歩ルックまで、パリジェンヌのファッションをご紹介しました。次回は恒例パリ・オートクチュールコレクションの様子をお伝えする予定です。どうぞお楽しみに。
Coordination: Tomoko YOKOSHIMA