こんにちは、吉田タイスケです。この秋も恒例のパリコレスナップをお届けします。今回は雨の中、チュイルリー庭園で行われたディオールのショー会場前から。
当日はざっと雨が降ったかと思えば青空が覗いたり、落ち着かない天候でした。
コンコルド広場から歩いて会場へ向かうゲストたち。こちらはミニスカートと白トップスの組み合わせに制服感がありますが、チュールを加えたベレーや小物にドレスアップ感のあるルック。
ボリュームあるキルティングコートに、アシンメトリーなスカート。こちらは2022-2023秋冬コレクションのアイテムでまとめられたルック。ヒールが踵ではなく、中心に来ているのが不思議な感じがします。
砂漠の民のような形で、真っ青な大判のストールに目が惹かれます。少し覗くMの文字は何という単語なんでしょうか。
こちらは往年のディオールを彷彿させるようなAラインのローブ。チュールを加えた帽子は欠かせないですね。
パリコレ常連、女優でありインフルエンサーのハート・エバンジェリスタ。秋らしいハイウエストのコートに、小花モチーフのサドルバッグがエレガントです。
チュイルリー公園に設営された会場外観。このギャラリーの波を抜けないとたどり着けません。
シースルーなローブ。あしらわれたモチーフは、植物だけではなく鳥や星、月を見つけることができます。まさに花鳥風月ですね。また全体のバランスから見る小顔のせいか、ロングドレスのエレガントさが際立っています。
携えた青いレディ・ディオールも、どこか宙に浮いているよう。
こちらは帽子の羽にまず目を惹かれます。ごまかしの効かないシンプルな黒のローブのドレープも美しいルック。
こちらはバッグまでワンカラーで揃えた、グレーのセットアップ。
ハイヒールに配されているラインストーンのバックルが、全体のエレガントさをまとめています。
こちらは現在のディオールのアイコンのひとつとなっているフード付きアノラック。オーバーサイズなシルエットにショートパンツのバランスは、もはや定番です。
足元はショートブーツ。
こちらはオーバーオールワンピース、と言っていいんでしょうか。腰にはディオールを象徴する蜂マーク。
大きめのメガネが「スクールっぽさ」を強調しているように思えます。
スカートと同系色のボーリングバッグに、指輪にもBEEのエンブレム。
こちらはフェミニンなローブにバイカーブーツをモチーフとした足元のブーツで、現代的なバランスが取れているルック。
こちらは独特の色使い、重ね着のこなれ方がパリらしく、一枚お願いしました。
オーバーサイズのトップスにショートパンツ、もしくはミニスカートで逆にフェミニンさが強調されることは業界で「彼氏ジャケット効果」と呼ばれています(吉田調べ)。
そして足元が鮮やかです。
そして、こちらもカラフルなセットアップ。色使いにはどこか懐かしいものを感じます。おそらくは日本の着物や帯がモチーフになっているのではないでしょうか。
赤いバッグはまるで、口紅と呼応するかのようです。
こちらのルックは前回のコレクションで発表された、タンクトップ、コルセット、スカートの組み合わせから。フィット感のあるタンクトップに書かれた「The Next Era(次の時代)」がそのまま示されているコーディネイトですね。
こちらはメンズライクなトップスにボトムはレザーでしょうか、さまざまなレイヤーがありながら全体としてシックな黒としてまとまっているルックです。
こちらも同様で、肩パッドに騎士風なジャケットですが、シースルー感があることで女性らしさが際立ちます。
よくわからないキャラクターとツーショット。サドルバッグはお揃いですね。
こちらは現地パリコレでお目にかかるのは久しぶり、双子モデルのファッションアイコン、アミアヤのお二人。
撮影時に雨は困りますが、傘はひとつの小道具ですね。こちらも前回のコレクションで発表された組み合わせのルック。ウエストが絞られたウールジャケットと、アシンメトリーなスカートでディオールらしいコーディネイトが完成します(from公式サイト)。ディオールらしい=つまりは現代性も兼ね備えた、女性らしいエレガントなシルエットに。
こちらは先ほどの、上下グレーのセットアップに通じるものがあります。シルエットの美しさ、シンプルなルックをまとめる足元と小物、、と。以上、いつの時代も女性にとってのエレガンスを追求してきたディオールのショー会場前から、ファッションスナップをお届けしました。次回以降もしばらくパリコレが続きます。どうぞお楽しみに。