こんにちは、吉田タイスケです。今回も、ポルトガルは港町ポルトから。川下りに続き、人生で少なくとも一度はポルトでしておきたいことシリーズです(←そんなシリーズありません)。
船で川下りをしたら、ポルトへの帰り道は電車旅。窓から眺めるドウロ川沿いの眺めに癒されます。
途中のほぼ無人駅が、これまた可愛い。
POCINHOという駅構内の花壇。バラのアーチの中に金魚です。水彩画とか、描きたくなりますね(?)。
乙女心くすぐるタイル、アズレージョ。古くは15世紀から現在まで、ポルトガルではアラブ世界から伝わった、アズレージョと呼ばれるタイルによる装飾が盛んです。
宮殿や教会は元より、アパートや商店の壁、鉄道の駅などあらゆる場所で、このアズレージョに出会います。装飾タイルの模様、絵柄はそれぞれの時代を反映していて、この駅舎の場合はそうですね、だいたい20世紀半ばかと、、←適当。
ポルトの町並みから、サント・インデフォンソ教会。
この交差点を通る度、鮮やかな色に目を奪われます。壁が全て青いアズレージョで覆われたアルマス聖堂。空の青が映っているかのようですね。
世界で最も美しい駅のひとつに数えられる、ポルトのサン・ベント駅。二万枚に及ぶアズレージョで壁面が飾られています。
ポルトガルの歴史を描いたアズレージョを含む駅舎は、世界遺産にも指定されています。こちらの写真は15世紀の大航海時代を切り開いた、エンリケ航海王子によるセウタ攻略時のアズレージョ、、、って、エンリケ王子の顔が切れてますけど。王子様すいません!お許しを。
2万枚のアズレージョを堪能した後は、ドウロ川の岸辺を歩きましょう。もし、自分の好きに夕暮れ時を選べるなら、5月の木曜日はポルトの岸辺でのんびりしていたいです。
ポルトガル発祥の地、交易の町ポルト。ここに来たら一度はしてみたいこと。葡萄畑の川下り、電車旅、アズレージョに出会って、岸辺を歩きました。
次回はパリに戻って、3月に開催されたパリコレの様子をお伝えします。どうぞお楽しみに。