こんにちは、吉田タイスケです。今回は秋のパリからお届けします。写真はパリ中心部、サン・ミッシェル広場。
何気ない光景ですが、よく見ると(よく見なくても?)、メトロの駅にむりやり自転車が固定されていたり、普通に地面に座り込んでいたり(学生はよく地面や階段に座って話しています)。日本では見かけない一場面かも知れません。
さて、今日はフランスで初めてのデジタルアート美術館、ゲテ・リリックをご紹介します。
18世紀まで歴史を遡れば、元々はオペレッタ劇場として使われていたこの場所。紆余曲折を経て、2011年に現代アートのための空間として生まれ変わりました。
1階から3階までは、来館者に無料で開放されています。もちろんwifi完備。資料室にいる人達は、皆ラップトップを持って何やら作業中。
3階には19世紀、アールヌーヴォー様式の面影を残すカフェがあります。
アメリカの影響なのか、世界的な流れなのか、パリでもノマド的に仕事をこなす人が増え、最近はそういう人達のためのカフェもオープンするほどです。このゲテ・リリックのカフェも、ほとんどの人がCo-Workingスペースとして活用しています。パリでちょっとノマドしてみるか、という人はぜひ訪ねてみて下さい。ルーブルやオルセーもいいですが、パリは常に時代の先端と歩調を合わせてきました。毎回ユニークな企画展が催されるこのデジタルアートセンターも、お見逃しなく。何を隠そう、今このブログを書いている場所も、19世紀カフェ、、、だったらいいんですけど、自宅で夜中だったりします。次回もどうぞお楽しみに。
GAITE LYRIQUE
3 bis rue Papin 75003 Paris
https://gaite-lyrique.net