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ヨーロッパ写真日和VOL.39『ベルギーのアンティーク市を訪ねて』

こんにちは、吉田タイスケです。蚤の市と言えば、パリではクリニャンクールやヴァンブが有名ですが、古物好きの友人に言わせると、やはりパリの蚤の市は相場が高いらしいです。 探すなら田舎の蚤の市で、その中でもベルギーは掘り出し物が多いのだとか。 そのお勧めに従ったわけではありませんが、花時間という花の雑誌で最近ベルギーはトングレンという町のアンティーク市を訪ねてきました。ローマ遺跡も残る古の町からお届けします。

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緑に囲まれた運河から望む、トングレンの旧市街。

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町は「ローマの壁」と呼ばれる石壁に囲まれています。いろいろな時代のものが重なっていますが、最初に造られたものは2世紀頃。今から1900年くらい前の壁が現在は子供達の遊び場に、、。

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その壁の外周に沿うようにして、アンティーク市が並びます。ベネルクス三国で最大の規模で、オランダ、ドイツ、フランスからも多くのアンティーク好きが集まるそうです。

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「さっきのシュガーポットを買って帰ろうか?」ベルギー生まれのキャラクター、タンタンもいましたよ。

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15世紀に作られた、好きな人の心の扉を開く鍵、、、←いやいや、ただの鍵。

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持ち帰るのが大変ですが、こんなトランクで旅行に出かけたくなりますね。

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ベルギーと言えばチョコレートやワッフルが有名ですが、このトングレン周辺は実はクリスタルの名産地。お値打ち品がたくさん見つかるそうです。

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台車に無造作に入れられたティーポットが、また可愛い。

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この時はアンティーク市で見つけたものに花を活けるという企画で、写真に写っているホーローのビアマグもその候補でした。このまま花瓶としても使えそうですよね。

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町全体がアンティークのようなトングレン。18世紀そのままの町並みの中で、買い物のあとはベルギービールで乾杯しましょう。パリから一泊二日の旅行にもちょうどいい、アンティーク市をご紹介しました。次回もどうぞお楽しみに。

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